デリヘルを含む風俗店の開業・運営をするにあたって、「ホームページの制作はどうしよう?」と頭を悩ませる経営者の方は多いのではないでしょうか。
どの風俗業種でもWEB上でのホームぺージ展開は必須ですが、中でも実店舗がないデリヘルにおいては“顔”とも言える大切な存在です。
この記事ではホームページの重要性にはじまり、作成方法やポイントからおすすめの制作業者をランキング形式でご紹介しています。
実績・費用・機能などの項目ごとに分けてランキングにしているため、外注する際の比較検討にも役立つはずです。
ホームぺージ制作を検討している経営者の方は、ぜひご一読ください。
なお『アドサーチ』では、HPの管理・効率的な運用におすすめの業務支援サービス/ツールもご紹介しているのでぜひ参考にお役立てください。
デリヘル経営にはなぜホームページが必須なのか。まずはその前提をしっかりと確認しておきましょう。
重要性が分からなければ、どれだけの手間暇や資金を投じようかという判断もつきませんよね。
理由は大きく3つあります。
風営法においてデリヘルは無店舗型性風俗特殊営業に該当するため、事業の広告宣伝に関して、以下の条文が適用されます。
条文だけでは分かりにくいかと思いますが、警察庁の「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について」によれば、公衆の目に触れる場所に看板・ポスター・ビラなどの視覚に訴える広告を出すことを規制しています。
確かに思い返してみれば、さまざまな広告が溢れる街中で風俗関係の広告は見かけないですよね。
人の目に触れ認知度を上げて集客するという、事業の基本的な部分で大きな制限がかかっているのです。
なおアドサーチでは、風営法に準拠した風俗広告を掲載可能です。集客(営業)や求人など合わせて750以上の費用対効果が高い広告媒体を取り扱っています。
▼集客・営業に強い風俗ポータルサイトの選び方やおすすめの媒体はこちらの記事で詳しく解説しています。
法令に準拠したデリヘルの広告手法としては、Web媒体を用いたものがあります。具体例としては『デリヘルタウン』『口コミ風俗情報局』『爆サイ』といった、ポータルサイトと呼ばれる存在です。
▼デリヘルタウンの費用対効果や反響の出し方・おすすめの掲載エリアは下記の記事で詳しくご紹介しています。
▼口コミ風俗情報局に関する特徴は、次の記事で詳しく解説しています。
なお爆サイはキャンペーンを実施しており、タイミングによってはより費用を抑えた集客を狙うことも可能です。
当たり前のことではありますが、デリヘルは実店舗を持ちません。
そのため例えば男性客においては、居酒屋のようにフラリと立ち寄ってもらうことや、キャッチによる誘導といった広告以外の手段も期待できないのです。
東京の吉原や北海道のすすきのといった風俗街にも当てはまらないため、利用者がデリヘルで遊ぼうと思ったら、ネット検索に頼るほかないのです。
▼デリヘル店に適した広告の種類や必要性の判断基準については下記の記事で詳しく解説しています。
上記2点はやむを得ず制限されてしまう内容でしたが、ユーザーの行動を考えた際、やはりデリヘルを使おうとする男性も、お仕事探しをしている女性もまずはネットで調べます。
その際に重要になってくるのがサイト内における情報の充実度や独自性です。
お店を紹介してくれるポータルサイトは集客力はありますが、競合もまた多数掲載しています。
また、サイトのフォーマットに沿った内容となるため、他社との差別化が難しいという面もあります。
その点、自ら持つホームページであれば制限は無く、魅力的なサイトにすればユーザーの心を掴みやすくなるでしょう。
特に男性客について言えば、デリヘル業界は新規顧客に負けず劣らずリピーターの存在が重要視されています。
お店のホームページが魅力的な作りをしていて、お得な情報を得られるサイトであれば、店舗経営がさらに安定していくのは間違いありません。
▼デリヘル経営の要である顧客管理のコツやおすすめCRMは下記の記事で詳しく解説しています。
デリヘルのホームぺージ作成方法は、自作するか業者に依頼するかの2パターンがあります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った制作方法を選びましょう。
比較 | 自作 | 外注 |
費用目安 | 5,000円~ (ドメイン・サーバー代) |
5,500円~ (維持費のみ) |
期間目安 | 1週間程度 | 最短即日 |
向いている方 | 時間の余裕がありイチからHPを手掛けたい方 | 品質が担保されたHPを早く入手したい方 |
ホームページを自作する場合、CMSのひとつであるWordPressの利用がおすすめです。CMSの管理画面でデータを修正・更新するだけで、Webページの制作や編集が可能となります。
数多くあるCMSの中でもWordPressがおすすめの理由は、主に次の通りです。
▼風俗のCMSについては、以下の記事で詳しく解説しています。
そしてWordPressで自作する場合、基本的な流れは以下の通りです。
なお、ドメインにはSEOの評価が蓄積されるため、変更や移行をすると評価がゼロから再スタートとなります。そのため慎重に決めることをおすすめします。
▼風俗店HPのドメインの決め方は、以下の記事で詳しく解説しています。
またデリヘル店のホームページは「アダルトサイト」に該当します。そのためレンタルサーバーは、アダルトサイトが運用可能なモデルを選ばなければなりません。
▼風俗店のホームページに使えるレンタルサーバーは、以下の記事で詳しく解説しています。
一定の質が担保されたホームページを、できるだけ早くリリースしたいデリヘル店は制作会社への外注がおすすめです。
自作は途中で挫折してしまったり、誤った設定を行ったりしてしまうリスクがあります。対して制作会社は一定の知識と経験があるため、このようなリスクはなく、リリースを直近のゴールとした場合は最も確実な制作方法です。
外注は近年、制作費も安価になりつつあります。「どうしても自分でイチからHPをリリースしたい」といった特別な理由がない限り、外注を視野に入れましょう。
なお、制作会社によって具体的な制作フローは多少異なりますが、基本的な依頼の流れは以下の通りです。
テンプレートではなくオリジナルデザインのホームページは、業者の担当者と打ち合わせが必要となるケースもあります。いずれにしても、制作に関する諸々の工程を丸投げできるのが最大のメリットと言えるでしょう。
なお『アドサーチ』では、デリヘル店から評判の良い様々な集客向け媒体を取り揃えております。料金や掲載に必要な書類などをまとめているので、迷ったら当サイトを見れば簡単に情報収集できますよ。
デリヘルのホームページ制作に対応している専門業者として、今回比較するのは下記の6社です。
実績・費用・機能といった項目ごとに6社を比較する前に、まずこちらでは一覧として、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
『MAGNUM HP』は、風俗店向けに特化したホームページ管理システムです。実績については、年間500件以上の依頼があるとされます。
ホームページのデザインはレスポンシブ対応。アクセスが分散せずSEO効果を高めやすいと言われています。納期はデザインによっては即日納品も可能で、初期費用は0円、必要なのは月の管理費のみです。
また『MAGNUM HP』は、風俗店の業務に特化したページ構成・システム内容を備えているのが特徴。誰にでもわかりやすい簡単な操作でスケジュール管理やニュース、写真の変更、料金変更などを行えます。
さらに風俗店のニーズに合わせたサポート体制が整っているのもポイント。24時間365日の問い合わせ対応を行っており、タイミングを気にせず安心して利用できます。
ホームページはリリースに限らず、情報の鮮度の高さを維持して運営することも大切です。『MAGNUM HP』を活用することにより、時間や手間を抑えて運営できるでしょう。より効率的なWeb集客を目指すデリヘル店は、とくにおすすめです。
おすすめ | ・すぐにHPが欲しいデリヘル ・HPの運営を効率化したい |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=493 |
『RaQuPo-ラクポ-』は、デリヘルを筆頭とする風俗店向けの求人サイト作成ツールです。男性版・女性版どちらにも対応しています。
業者に依頼するというスキームではなく、豊富なテンプレートから気に入ったデザインを選び、レイアウトやカラーを調整してリリースするというものです。ホームページの構成によっては30分程度で作成できるケースもあります。
無料トライアル版があるため、まずはお試しで自店舗の求人ページをリリースしたり、簡易的にデザインの構想を行ったりする目的としてもおすすめです。直感的に構成を組めるため、Web製作の知識がない方でも取っ付きやすいでしょう。
デザインについては、『RaQuPo-ラクポ-』のオフィシャルサイトで例がいくつか公開されています。一般的な求人ポータルサイトと遜色ないデザインです。
おすすめ | ・求人ページが欲しいデリヘル ・デザインを自分で組みたい方 |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1607 |
『VOTEC』は、風俗業界に特化したホームページ制作会社です。同社の実績は、これまで1,000件以上のWEBサイト制作とされます。
ホームページのデザインについては、テンプレート式デザインとオリジナルデザインの2タイプがあります。「テンプレートのホームページは機能が乏しい」というイメージがあるかもしれません。
しかし『VOTEC』のテンプレート式デザインは、PCとスマホとモバイルに対応しており、ランキング機能やアクセス解析設置、スライド式バナーや動画埋め込み、応募用フォームや写メ日記など、様々な機能も備えています。
さらにデリヘルをはじめとする風俗店ホームページ向けのテンプレートに限らず、メンズエステ向けのテンプレートも。業種別に制作会社を分ける必要がないため、二足の草鞋を履いた経営を行うオーナーやグループにもおすすめです。
またセキュリティ面においても、『VOTEC』は全サイトSSL化対応を行っており担保しているのが特徴です。SEOにおいては、SSL化されていないサイトの方が優位と言われています。
おすすめ | ・費用を抑えつつ機能も充実させたいデリヘル店 ・セキュリティも担保したい方 |
2,000店舗以上の制作実績があり、デリヘル店に限らず様々なナイトワーク業種のホームページ制作に対応している『サイバープラウド』。
費用面は初期費用が0円で、月額費用は5,500円~と、コストパフォーマンスにも優れています。納期は最短即日で対応可能。急いでホームページをリリースしたいオーナーにはうってつけです。
また、サイトの多言語化が可能で、英語・中国語・韓国語など、希望に応じて自由に設定できます。2023年に入り、コロナによる訪日外国人数は回復つつあるため、多言語対応ができるホームページは明確な強みとなるでしょう。
もちろんセキュリティ面も配慮されており、SSL化に対応。さらに、デリヘルタウンや口コミ風俗情報局における、サイト活用スコア(ウィジェット埋め込み等)にも対応しています。
デザインは、『サイバープラウド』のオフィシャルサイトで公開されているサンプルからチェック可能です。カスタマイズにも対応しているため、オリジナル性を出すこともできます。
おすすめ | ・インバウンド集客も視野に入れているデリヘル店 ・広告媒体と相性の良いHPデザインを探している方 |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1296 |
ナイトレジャー専門テンプレートサイトの『すぐるくん』。
制作費用0円から始められるプランがあるため、初めてホームページをリリースするというケースでも比較的手軽に利用できます。
テンプレートは複数用意されており、自分好みのデザインにカスタマイズ可能。また納期は最短3日とスピーディーな点も魅力のひとつです。
なおオプションですが、契約中の広告ポータルサイトで自店舗の情報を一元的に更新できる自動更新の機能や、顧客データを可視化・管理できる機能などもあります。
ホームページ運営と広告・CRMを組み合わせ、より効率的な集客を図りたいデリヘル店におすすめです。
おすすめ | ・初めてホームページをリリースするデリヘル店 ・様々な媒体とツールを組み合わせて集客を効率化させたい方 |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1788 |
『まるごとホームページ』は、風俗店向けのCMS(コンテンツ管理システム)です。
20年以上の歴史がある老舗サービスで、手軽かつスムーズなホームページ制作・運営ができるCMSとして高い評価を得ています。初期費用は0円で、月額費用もリーズナブルなプランがたくさん用意されており敷居も低いのが特徴。
デザインについては、豊富なテンプレートから自店舗のイメージに合ったデザインを選べます。レスポンシブに対応しており、PC版とSP版でページを分ける必要がありません。
機能も充実しており、予約フォームやお問い合わせフォームなどの便利な機能を備えています。またキャストの写真やプロフィール、口コミなどのコンテンツも簡単に追加可能です。
またデリヘルタウンや口コミ風俗情報局などの媒体にも対応しており、サイトの活用スコアを上げることができます。信用性・機能面・デザイン面・拡張性のバランスが良く、総合的に見ておすすめです。
おすすめ | ・バランスの良いHPをリリースしたいデリヘル店 ・WordPressやEC-CUBEなどのCMSを比較検討中の方 |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1739 |
こちらでは、デリヘルのホームページ制作において重視するべき項目別で、6社を徹底比較しランキングでご紹介します。
項目は全5種類。「制作実績の豊富さ」「制作費用の安さ」「納品の早さ」「機能の充実度」「お問い合わせの多さ(人気度)」です。早速見てみましょう。
ランキング | 制作実績 |
まるごとホームページ | 5,000件以上 |
VOTEC | 2,000件以上 |
MAGNUM HP | 2,000件以上 |
サイバープラウド | 2,000件以上 |
すぐるくん | 110件以上 |
RaQuPo-ラクポ- | 不明 |
純粋な制作実績の“数”においては、サービスの歴史が長い『まるごとホームページ』が頭一つ飛び抜けています。これを追う『VOTEC』から『サイバープラウド』までは同程度のようです。
対して下位の『すぐるくん』や『RaQuPo-ラクポ-』はサービスリリースからまだ日が浅く、どうしても数では劣ります。
もちろん、単純に質の良さ=数の多さではありません。しかし質が悪ければ制作実績が増えないのも事実です。そのため、一定の信用性を計る上での指標として、実績の多さを基にサービスを比較するのも手です。
まるごとホームページ 詳細URL |
https://adsch.net/detail/?m=1739 |
ランキング | 費用(維持費) |
RaQuPo-ラクポ- | 0円~ |
まるごとホームページ | 5,500円~ |
MAGNUM HP | 5,500円~ |
サイバープラウド | 5,500円~ |
VOTEC | 11,000円~ |
すぐるくん | 22,000円~ |
デリヘルのホームページ制作費用については、着手金にあたる初期費用が無料という業者も最近は増えました。
ホームページはリリースして終わりではなく、基本的に長期的な運用が前提です。初期費用だけで比較する意義は薄いため、こちらでは維持費で比較しています。
最安値の『RaQuPo-ラクポ-』は、特定の提携サイトで一定額以上の有料掲載がある場合に限り維持費が無料という仕組みです。詳細はオフィシャルサイトから確認しましょう。なお、上記条件に該当しない場合の維持費は11,000円です。
またランキングを見ての通りですが、中央値は5,000円程度。下位の5桁組は年間で見ると相応のコストとなるため、店舗の財務状況と相談することをおすすめします。
RaQuPo-ラクポ- 詳細URL |
https://adsch.net/detail/?m=1607 |
ランキング | 納期目安 |
MAGNUM HP | 最短即日 |
サイバープラウド | 最短即日 |
すぐるくん | 3日~ |
まるごとホームページ | 1週間~ |
VOTEC | 不明 |
早い業者の場合、デザインによっては最短即日でデリヘルのホームページが納品されます。「開業の手続きの兼ね合いですぐにリリースしたい」という店舗はこちらを参考にしましょう。
▼デリヘルの開業に必要な最低資金の内訳は、次の記事で詳しく解説しています。
なお『RaQuPo-ラクポ-』は自分で制作対応する仕組みなので、こちらのランキングからは除外しています。『VOTEC』は納期が公開されていないため、お問い合わせして確認しなくてはなりません。
MAGNUM HP 詳細URL |
https://adsch.net/detail/?m=493 |
ランキング | 最高5.0 |
まるごとホームページ | 5.0 |
VOTEC | 4.5 |
MAGNUM HP | 4.0 |
サイバープラウド | 4.0 |
すぐるくん | 3.5 |
RaQuPo-ラクポ- | 3.5 |
ホームページを活用した集客を鑑みた場合、無視できない指標が機能の充実度です。こちらは『まるごとホームページ』に軍配が上がるでしょう。
予約フォーム・お問い合わせフォーム・キャストのプロフィールページ・口コミなど、少し例を挙げるだけでも豊富なコンテンツがあります。
またデリヘルタウンや口コミ風俗情報局といったサイト活用スコアが重視される媒体の運用を年頭にしたデザインなので、広告との相性も良いのが理由です。
まるごとホームページ 詳細URL |
https://adsch.net/detail/?m=1739 |
ランキング | お問合わせ数 |
VOTEC | ★★★★★ |
サイバープラウド | ★★★★ |
まるごとホームページ | ★★★ |
MAGNUM HP | ★★★ |
すぐるくん | ★★★ |
RaQuPo-ラクポ- | ★★ |
アドサーチにおけるお問い合わせの多さという観点では、『VOTEC』が挙げられます。維持費はやや高い部類に入るものの、テンプレートのデザインにおいても質が良い点が評価されている様子です。
またメンズエステ版のテンプレートも最近リリースされ、主に質の高いオフィシャルをリリースしたい店舗から支持を集めています。
ここからは、ホームページ制作において事前に用意すべきものや考えておくべきことをご紹介します。
非常に重要な部分で、ここをどれほど詰めておけるかによって、ホームページのスムーズな制作やその後の集客力に影響してきます。
・お店のコンセプトと打ち出し方
ユーザーは「どんなお店なのか?」という点を気にします。
若い女の子中心の学園系にしたい、スタイリッシュな高級店志向がいい、Mっ気のある男性をターゲットにする。など、どんなお店にしたいのかを明確にしておく必要があります。
もしコンセプトやターゲットが決まっているのなら、どうやってそれをホームページに反映させるかを考えておきましょう。
・ホームページに求める機能や役割
上記で決めたコンセプトでは、ユーザーはどのようなデザインや機能があったら惹かれるかを想定しておきましょう。
ジャンルが違えばユーザーが求める情報も変わってきます。女性の検索性やサービス内容の分かりやすさ、あるいは女性にとっては応募前の問い合わせフォームを重要視していることだってあるかもしれません。
しかし大切なのは必要な機能だけを盛り込むこと。「無いよりはあった方が」と考えたくなる気持ちもありますが、その分だけサイトが複雑化して分かりにくくなるうえ、制作コストもかさんでしまう点には注意が必要です。
・ドメインとサーバーの取得
【ドメイン】
ドメインとはネット上におけるサイトの住所のようなもの。
「https://www.〇〇〇〇.com/」のようなURLの“〇〇〇〇”に当たる部分です。お店独自のものを設定する必要があり、容易に変えることができません。
お店のリニューアル等でURLを変更する場合もありますが、「ブックマークしていた人がある日サイトを見にいったら無くなっていた」となると、ユーザーを逃してしまう可能性があるため、基本的には変更しない前提で考えておきましょう。
また、ドメインを取得するとメールアドレスも独自のものが作成でき、フリーメールを用いるよりも一般的にはお店として信用されやすくなると言われています。
ドメインの取得については、「お名前.com」や「Star Domain」、「さくらドメイン」など、検索で容易に見つかります。新規取得・更新料も約2,000円~4,000円程度と手軽に利用できます。
▼風俗店のHPに最適なドメインの選び方は、次の記事で詳しく解説しています。
【サーバー】
サーバーは住所が存在する土地のようなもの。レンタルサーバーと契約するのが手っ取り早くおすすめです。ドメインとセットで早めに手配しておくと良いでしょう。
とはいえ、デリヘルサイトはアダルトコンテンツに該当します。規約上で風俗店NGとなっているサーバーもあるため、利用規約をよく確認する必要があります。
確認不足であったために、ある日レンタルサーバー会社から契約解除されてしまい、ホームページが無くなってしまった、と泣きを見ないようにしましょう。
ちなみに風俗店利用が可能な代表的なサーバーは以下の通り。
・FUTOKA(公式サイト)
公式サイト内に風俗店利用OKと明記されています。法律に則り、画像の修正が適切に行われていれば性的なコンテンツも掲載できるため安心して利用可能です。料金は1,000円以下~5,000円前後と、用途に合わせて選択できます。
・mixhost adult(公式サイト)
アダルト専用にチューニングされたサーバーをレンタル可能です。アダルトコンテンツを扱う企業との企画も実施しているほどで安心して利用できます。料金は1,000円~4,000円前後で、どのプランでも後述のWord Pressが快適に使える性能をしています。
・KAGOYA(公式サイト)
アダルトサーバーではなく共用サーバーでもアダルトサイトの運用がOK。多くの風俗店が利用しています。料金はプランにより1,000円~3,000円前後。
近年はサイトデザインを凝ることもあり、表示速度が重要になってきています。安易に安い国外サーバーを選ぶことは避けたほうがいいでしょう。
また、風俗店のサイトはキャストの画像や紹介動画など、データ容量の大きいコンテンツを扱うため、ディスク容量も余裕を持ったサイズにしておくと安心です。
▼風俗店のホームページに使えるレンタルサーバーは、次の記事で詳しく解説しています。
ホームページはお店とユーザーのマッチング機会。品定めをされる場でもありますから、ユーザーのニーズや趣向に合わせたサイト作りが必要になります。
競合店が多くいる中、少しでも違和感があれば、せっかくホームページまで訪れてくれたユーザーが離脱する要因になりかねません。
トップページは高級感あったのに他のページは安っぽい、特定のページだけフォントが違って雰囲気が台無し、若い女の子を売りにしているのにサイト全体の色が落ち着きすぎている。
など、違和感を持たれないようにしっかりと細部まで目を光らせて作りこむことが大切です。
どんなに綺麗なデザインで見た目が立派なサイトにしても、見づらかったり使いづらかったりしては、それだけでユーザーは離脱してしまいます。
直観的で分かりやすいデザイン、名称から想像通りのものが見られるコンテンツ、ページ移動の少ない作り、ホームページの動作が重すぎないことなど、見ていてストレスの溜まらない作りを意識しましょう。
また使いやすさの観点では、ホームページに訪れたユーザーが安心して利用できる環境を構築するのも大切です。セキュアなホームページに仕上げるべく、リリース・リニューアルの際はSSL化も行いましょう。
▼風俗店のホームページをSSL化するメリットとデメリットは次の記事で詳しく解説しています。
ホームページの利点は速報性と正確性にあります。
例えば割引イベントを見たユーザーから問い合わせがあった際、既にそのイベントが終了していた場合、返答を受けたユーザーはがっかりしてしまいますよね。一度でもそういった経験をしてしまえば、信頼を損ない、ユーザーは離れてしまいます。
ポータルサイトへ情報を掲載している場合も、サイト管理者への連絡や情報の更新にタイムラグが発生することもあります。
その点、自分のお店で運用しているホームページであればすぐに情報の更新が可能です。どのサイトよりも早く正しい情報を届けられる媒体として、メンテナンス作業は非常に重要です。
なお『アドサーチ』では、更新したWebの情報を外部広告サイトに同期できるCMSも取り扱っております。その他、顧客管理システムや風俗店のホームページを専門とする制作会社のご紹介も可能です。
専門知識がなくても簡単に情報を更新できるかどうか、という点はホームページ制作の最も重要なポイントの一つと言っても過言ではありません。
総務省発表による2022年の「インターネット利用端末の種類」によれば、スマートフォンは71.2%、パソコンは48.5%と、スマートフォンが上回っています。
出典:総務省ホームページ (https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html)
近年ちょっとした空き時間や移動時間での調べものなどは、スマートフォンで行う人が爆発的に増えているため、スマートフォンに合わせたサイト作りは必須と言えるでしょう。
表示のズレやデザイン崩れ、タップ位置にも気を配る必要があります。
なお『アドサーチ』では、アクティブなスマホユーザーが多い風俗のポータルサイトを多数取り扱っています。費用に合わせた新たな媒体のご提案や、既存の広告に関するご相談なども承っております。
デリヘルを開業する際には、管轄警察署へ「営業開始届出書」を提出しなければなりません。提出が受理されると、10日後から営業開始が可能となります。
この「営業開始届出書」にはホームページのURLを記載する項目があるため、ホームページは届出書の提出前に完成させておかなければなりません。
ホームページ完成と同時に営業開始とはならない点には注意が必要です。
▼デリヘルの開業資金の目安や詳しい費用内訳は下記の記事で詳しく解説しています。
デリヘルは一般的な企業の広告方法に比べて制限がある中で、集客も求人も行わなければなりません。
そのためWEB上での広告手段は必須と言えます。しかし「人を惹き付ける」「人に見てもらう」ためにはスキルやコストが必要となるため、プロの業者に任せたいという方もいるでしょう。
デリヘルのホームページ制作会社を比較する際、チェックするべき項目は次の5点です。
どの項目を最重視するべきかについては、各店舗の経営状況によって異なります。例えば「1日でも早くHPをリリースしたい」というデリヘル店は、納期の早さを重視するべきでしょう。
また次の表は、上記5項目を総合的に見た「おすすめランキング」です。
制作会社 | おすすめ度 |
まるごとホームページ | ★★★★★ |
VOTEC | ★★★★★ |
MAGNUM HP | ★★★★ |
サイバープラウド | ★★★ |
すぐるくん | ★★★ |
RaQuPo-ラクポ- | ★★★ |
総合的に見ると、『まるごとホームページ』もしくは『VOTEC』がおすすめです。両者は各項目におけるバランスが良く、一定の質が担保されたホームページの納品が期待できます。
なお『アドサーチ』では、HPの管理・効率的な運用におすすめのシステム/ツールも取り揃えております。サイトの自動更新システムやCMSなど、運営の業務効率化を図りたい方はぜひチェックしてみてください。
風俗業界における集客方法や開業時のポイントなど、風俗経営者に役立つ情報を発信しています!また、『アドサーチ』では、さまざまな風俗業種の広告サイトをご紹介していますので、広告最適化や集客・求人募集にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。