女性キャストが仕事の合間を過ごす「待機所」。
デリヘルの店舗経営において、実はこの「待機所」が女性の出勤状況や離職率に大きな影響を与えることをご存知でしょうか?
求人サイトによっては待機所の特集が組まれているケースもあり、待機所が女性キャストにとっていかに重要であるかが分かりますね。
今回は「待機所」に焦点を当て、デリヘル店における快適な待機所の作り方や待機所の種類、それぞれのメリットについて解説していきます。
待機所として使う物件の取得費など経費についても触れていますので、待機所設置にお悩みの方はぜひ最後までご一読ください。
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風俗店、特にデリヘルにおいて待機所の環境は女の子にとって非常に重要と言われています。
それはどの女性も大なり小なり待機の時間があるからです。いくら人気嬢であっても、事務所に一回立ち寄ったり、閑散期は待ち時間が出たり、キャンセルが出たりと待機所を使う機会は常々あります。
またリラックスできる環境ではなかったり、備品・設備が整っていなかったりすると女性は居心地が良くないと感じますよね。居心地が良くない場所に出勤したいと思うでしょうか。その答えは明らかにNOです。女の子が定着せず退店が続出という事態も起こりかねません。
すると自店はリピーターの獲得が難しくなり、売上が安定しません。
実は、デリヘル店において待機所の快適さが売上に影響すると言っても過言ではないのです!
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▼デリヘルの開業に必要な最低資金や資金の内訳目安は以下の記事で詳しく解説しています。
いざ待機所を設けようと思っても、女性にとって「快適」と感じられなければキャストはどんどん離れて行ってしまいます。
女性の出勤に対するモチベーションを高めるために、以下7つのポイントを意識してデリヘルの待機所を作りましょう!
待機所は1人ひとりが窮屈に感じないスペースを確保することが大切です。
よっぽど親しくない限り、他人との距離(パーソナルスペース)が近いとストレスを感じます。パーソナルスペースへ侵入されると、不安・緊張・心拍数の上昇が確認された研究もあるほど。タコ部屋のような環境は、心理的負荷が大きいことが分かります。
など、スペースについては特に注意が必要と言えるでしょう。
待機所は設備の充実度もポイントとなります。
目安は「一人暮らしができる程度」であること!電子レンジ、冷蔵庫、机、椅子、充電器、冷暖房、洗濯機といったものを揃えましょう。
なお冷暖房については人によって寒さ・暑さの感じ方が違うので、ブランケットを用意しておくことをおすすめします。定期的に洗濯して清潔さを保つことも忘れないようにしましょう。
デリヘル待機所でのWi-Fi設置は必須です。
女性キャストは待機中にSNSや写メ日記を更新するので、通信制限なくネットがいつでも利用できる環境を準備しましょう。
また特に普段学生であるキャストは、待機中に学校の課題に取り組むこともあります。そういった時もWi-Fiがあれば調べ物もサクサク。本業の合間でデリヘルのお仕事を頑張る女性を応援する意味でも、Wi-Fiの設置は必要なのです。
出勤準備に必要な備品や消耗品は待機所内に用意しておきましょう。
出勤準備とは主にヘアメイク周りを指し、必要なアイテムは以下の通りです。
女優ミラーとは、鏡の周りに電気が付くアイテムです。女優ミラーを使ってメイクをすると「厚化粧にならない」「繊細な箇所までメイクできる」など、さらに美しく見せられるというメリットがあります。
またアイロンやコテ、ドライヤーは持ち歩きでは重いため、何個かお店側で用意しておくと喜ばれるでしょう。
デリヘルは接客業である以上、身なりにこだわれる環境を作っておけばユーザーの満足度にも寄与するはずです。
また汗や乾燥を防ぐためにキープミストや化粧ミストといったアイテムもあると、女の子に「よく配慮された環境だ」と感じてもらえるでしょう。
待機所には飲み物や小腹を満たせるお菓子を用意しておくことをおすすめします。なぜなら空腹状態だとイライラが募り、接客に影響を及ぼすこともあり得るからです。
ゼリーや栄養補助食、チョコレートといったさっと食べられるものが良いですね。スープもあると喜ばれますよ!
なお口臭の原因となるスナック菓子・コーヒーは避けた方がベター。「どうしても欲しい」とキャスト側からリクエストがあった場合は、マウスウォッシュを設置するといった口臭ケアにも配慮しましょう。
意外に喜ばれるのが分煙対策です。
煙やタバコ独特の匂いは非喫煙者にとっては不快に感じます。においの少ない電子タバコが普及しているとはいえ、電子タバコも非喫煙者にとっては良いものとは思えません。
また「タバコのにおいが嫌い」というお客さんも少なくありません。
待機所で分煙対策がされておらず、タバコのにおいが付いたまま接客した非喫煙者の女性が、結果的に初指名のお客さんに嫌われるというリスクも考えられます。
「喫煙ルームを作る」「大部屋でのみ喫煙可能」など対策を講じてください。
待機所は多くの人が利用するものなので、ルール作りは必要不可欠です。
「フリック音はオフ」「動画を見る時はイヤホン必須」「電話をするときは待機所から出る」といった“どんな人も快適に過ごせるか”という視点をもとにルール作りをしましょう。
そのルールは印刷して待機所の至る場所に貼っておくと、女性キャストの目に入ってルールを守ってくれる方が増えますよ。
▼実店舗・賃貸など風俗の不動産情報の探し方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
待機所には主に「個室待機」と「集団待機」の2種類。どちらもメリット・デメリットがありますので、詳しくみていきましょう。
メリット | デメリット |
・個人のプライバシーを守れる ・他人に気遣う必要がない ・自由に過ごせる ・女性同士のトラブル防止になる |
・気分転換できない女性が出てくる ・相談があるときに言い出せない |
個室待機は何と言っても女性一人ひとりのプライバシーを守れる点が最大のメリットと言えます。
他にも基本的にキャスト同士が顔を合わせることがないため、他人に気遣わなくて良い、音楽を聴いたり勉強したり、ゲームをしたり自由に過ごせる、トラブル防止になるなどのメリットも挙げられます。
一方で、基本的に1人で過ごすことから上手く気分転換できない、悩みや不安を誰かに相談しにくいと感じる女性が出てくる可能性も。個室待機では、キャスト一人ひとりのメンタルケアも重要です。
なお個室待機の場合、各部屋に備品を用意しておくのがベター。一般的な備品は以下の通りです。
特に新人女性にとって個室は何をして過ごせばよいか分からず不安というケースもあるので、マニュアルは置いておくのが吉と言えます。個室で写メ日記用の自撮りをする女性もいるため、綺麗に映えるリングライトも用意しておきましょう。
またヘアアイロンは備品紛失のリスクがあることから、共用部分に置いてあるデリヘル店もありますよ。
メリット | デメリット |
・寂しくない ・情報共有ができる ・設備が充実 |
・人間関係が複雑化する(嫉妬等) ・自信喪失の可能性 ・盗難のリスク |
集団待機の場合、ワンルームタイプのマンションを借りて、パーテーションを設けることなく、そこにソファや机、テレビ・エアコン・冷蔵庫・電子レンジなどの家電を置くのが一般的です。
なお待機所はプレイルームではないため、その物件における風俗営業許可は不要となります。
集団待機は必ずしも女性同士でコミュニケーションを取って過ごすものではなく、各々好きな事をして過ごすというケースもあります。
メリットとしては、女性同士で話すことで悩みを相談できたり、情報を共有できたりする点です。特にベテラン女性による接客のアドバイスに関しては、マニュアル講習以上のコツを学べるといった声もあるほどです。
またテレビを筆頭に、個室待機の共用部分では限りのある設備を充実させることができる点も集団待機のメリットと言えるでしょう。
ただ他人と話せる分、人間関係が複雑化することもしばしば。指名が多いキャストに対する嫉妬や、1人でいたいと思っているのに無駄に話しかけてくる人がいるという嫌悪感、悪口に巻き込まれる煩わしさなど女性同士ならではの拗れが生じる可能性もあることは頭に入れておくと良いでしょう。
中には周りより呼ばれる回数が少ないと感じて、「自分はダメなんだ」と自信を無くして苛立ったり心が荒れたりしてしまうキャストも出て来ます。メンタルケアに力を入れる必要があることは明らかです。
さらに盗難が多いのも集団待機のデメリット。これは「複数名が利用するため誰の犯行か特定しにくいだろう」という人の心理によるものが挙げられます。
そして狭い物件で集団待機のスキームを採用する場合、後述する「店外待機」や「自宅待機」との併用をおすすめします。併用により待機所を使う女性は少数になるため、比較的快適に過ごせるようになるでしょう。
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デリヘル待機所を作るにあたり、取得費は最低20万円を目安に考えましょう。この20万円というのは待機所の家賃・敷金・礼金を含む初期費用です。
個室待機所の場合はパーテーションを設けるため、業者に依頼する工事費用がプラスとなります。ネットカフェにおける個室ブースのようなイメージです。さらに備品、家電、家具と揃えるべきものは多岐に渡ります。
なおデリヘルの開業時、事務所に待機所を併設するとコストを削減可能です。この場合、女の子が増えてきたら待機所を増設したり移設したりすることで、店舗状況に応じたステップアップができます。
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デリヘル店の場合、開業時に提出する「無店舗型性風俗特殊営業」には事務所の届出は必須であるものの、待機所は必須ではありません。そのため待機所を持たずに営業することも可能。
つまり「いい物件が見つからない」「家賃の分はコスト削減したい」という場合、無理して待機所を作らなくてもよいのです。
ここからは、デリヘル店における「物件を持たない待機方法」についてご紹介します。
「店外待機」とは、事務所に近いカフェをはじめとする飲食店や漫画喫茶といった場所で過ごしてもらう待機方法を指します。飲食店や漫画喫茶のほかにも書店やウインドウショッピングも可能です。
店外待機は他人と一緒にいることが苦手な女の子にとっては心理的負荷が軽減されます。「ストレスが少なく働きやすい環境だ」と思ってもらえるでしょう。
飲食店や漫画喫茶など費用がかかる場所では、必ず領収書を提出させるようにして、経費として計算、その日のお給料と一緒に女の子が立て替えたお金を渡しましょう。ただし上限は定めておくことをおすすめします。
一方で店外待機は、待機中の姿が確認できないため指名が入って女性がすぐに出勤できる状態であるかは定かではないという点は頭に入れておきましょう。
そのため「事務所からどの程度の距離までなら店外待機を認めるか」や「必ず連絡が取れる状態で待機してもらう」など一定のルールを作った方が良いですね。
デリヘルの待機方法で昨今人気と言われているのが「自宅待機」です。
自宅待機はとにかく女の子は他人の目を気にせずマイペースに待機ができるのがメリット。自宅というパーソナルなスペースで過ごせてストレスがかからないのはもちろん、女の子同士のいざこざに巻き込まれる心配もありません。
ただ自宅待機をすると、急な欠勤が起こりやすいというデメリットも。スケジュール変更による調整の業務が発生し手間がかかる上、予約客の信用を失ってしまいかねません。
自宅待機を許可するのであれば、一定の条件を設ける必要があります。普段の勤務態度や在籍期間を条件とするのも一つの手です。
また自宅と事務所との距離や時間帯を定めるのも大切。自宅待機の場合においても送迎の人手が必要となるため、リソース面を鑑みてある程度の限度は定めるべきです。
デリヘルの待機所は、居心地が良く快適な場所でなければ女の子の出勤や定着率の改善にはつながりません。つまり、売上を安定させるためにも快適な待機所を設けることは重要なのです。
待機所は個室や集団が主たるものですが、ほかにも飲食店や満喫などでの店外待機や自宅待機といった方法もあります。事務所の規模感にもよりますが、どの方法が自店の女性たちにとって快適か検討し柔軟に対応しましょう。
ただし、女の子にとっては「稼げるか否か」がデリヘル勤務の最重要事項です。
いくら待機所が快適だからと言っても待機時間が長すぎてお茶(仕事が入らない状態)が目立つのであれば、女の子は退店・移籍してしまいます。お茶が目立つ場合は、広告を駆使して集客を確保しましょう。
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