ソープ(ソープランド)業界への参入をお考えの方の中には、上記のような疑問や悩みをお持ちの方もいると思います。
最初に申し上げるとソープの新規出店はほとんど不可能です。しかし、開業方法が全くないというわけではありません。
この記事では、ソープランドの開業方法や資金相場、成功に導く3つのコツを解説!ソープのオーナーになりたい方は、ぜひご一読ください。
おすすめの攻略法も紹介していますので、開業への近道が見つかるかもしれません。
またソープランドの経営者として成功したい野望があり集客・求人に不安がある方は、是非『アドサーチ』でご紹介している各種ポータルサイトもチェックしてみてください。
プレイルームを構えるソープは店舗型の風俗店に該当し、営業の届出区分は店舗型性風俗特殊営業の1号に分類されます。
警察庁生活安全局保安課が令和3年に発表した下記資料によると、ソープを含む店舗型風俗店の全体的な届出数は減少傾向と示されています。
(出展:警察庁生活安全局保安課 令和2年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について)
また同資料によると、デリヘルを筆頭とする店舗を持たない派遣型の風俗店(無店舗型性風俗特殊営業)は、届出数が増加傾向。
(出展:警察庁生活安全局保安課 令和2年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について)
▼次の記事では、デリヘルの開業に必要な最低資金の目安や具体的な内訳をご紹介しております。
なぜ同じ風俗店なのに派遣型と店舗型で両者が逆相関にあるのかというと、風営法の存在が関係しています。というのも、風営法の規制をきっかけにソープは新規出店が困難になったのです。その理由は次項で詳しく解説しますね。
▼風俗業界の市場規模や将来性は以下の記事で詳しく解説しています。
先述した通り、風営法の規制により新規出店が困難になったソープ。そんな逆境の中、開業する方法を探している方もいるでしょう。
この項目では、新規出店が難しい理由の解説と開業方法をご紹介します。ソープ開業の目標を叶えたい方は、参考にしてみてください。
絶対に実現不能とは断言できないものの、2016年におこなわれた風営法の規制により新規ソープ店の開業はほぼ不可能になりました。というのも、場所の制限が風営法の中でなされてしまったのです。
ちなみに規制されたのは、ソープを含む店舗型の風俗店。先述した店舗型風俗店の届出数が減少したのは、新規出店に対する厳しい条件の策定が引き金になったと言えるでしょう。
現行の風営法により、これまで風俗店が存在しなかった場所に新たにソープを構えることは困難になりました。
また、学校・図書館・児童施設の周囲200メートル以内は営業禁止区域となり、新規出店が認められるエリアは非常に限られています。
以上の理由により、新しいエリアでのソープ新規出店は現実的ではないということが分かるでしょう。
ただし例外的に、地域条例がない一部地域では新規出店による開業も可能です。
ソープは開業することがほぼ不可能とはいえ、開業する方法がゼロというわけではありません。
繫華街エリアで開業する方法は、既存店の経営権を取得すること。既存店を活用すれば、新しいソープ店の開業が実現し、オーナーになることができます。
具体的なプロセスは、????原・すすきの・金津園・福原といったソープ街にある既存店の法人経営権を取得し、屋号を変えてリニューアルオープンするという流れ。
開業方法は上記の通りですが、ここで問題になってくるのが経営権を譲りたい既存店の情報をどうやって入手するかです。
ソープ店経営者の人脈を作ることが近道ですが、新規参入の場合はハードルが高く感じでしまうでしょう。
▼その他の風俗店経営に関する基礎知識は、次の記事で詳しく解説しています。
また後ほど詳しく解説しますが、風俗業界で経験を積み人脈を作ったあとにソープを開業するのも一つの手ですよ。
なお『アドサーチ』では、風俗店の業務効率化に役立つ業務支援サービス/ツールのご案内も可能です。顧客管理ツールやCMSなど、ご予算とお悩みに応じた最適なソリューションをご紹介できます。店舗経営に関するお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
この項目では、ソープの開業資金と運転資金の相場をご紹介!開業前に知りたい費用についてまとめておりますので、ソープ店の経営をお考えの方は押さえておきましょう。
実店舗の風俗店を開業する場合、「物件取得費」「集客(求人)用ホームページの作成費」「備品代」「広告費」などが主な初期費用になります。
お店の規模や状態、エリアなど複合的な要因で変わりますが、初期費用は最低でも1,000万円程度はかかると考えておきましょう。
初期費用のなかでも高額になりがちなのが物件取得費。エリアや築年数など物件の状態によって差はあるものの、賃料の高さに比例する傾向です。そこで気になるのが賃料ですが、ソープの賃料は決して安くありません。
というのも、ソープは浴室とベッドを備えた個室のプレイルームを複数構える必要があり、それなりのキャパシティを伴います。
加えて物件の取引時にブローカーが嚙んでいるケースもあり、紹介料を支払う場合は、物件取得費が当初の想定を上回るケースもあります。
また、物件の築年数によっては、設備が古かったり内装が傷んでいたりする場合も。老朽化が進んだ物件は利用客の満足度低下や女の子からのクレームにつながるため、取得時の状態に応じて修繕費も必要です。
さらに設備を変更する際は、所轄の公安委員会に変更箇所・理由の届け出も必須となります。
▼集客・営業に強い風俗ポータルサイトの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
ソープは、モノを売る商いではないため原価や仕入れ値といったものをあまり気にする必要がありません。
客単価も世間一般の感覚では“高い”ため、何となく「既存顧客を回すだけで短期間に投資回収できるのではないか」というイメージが持たれがちです。
しかし、お店側の利益率はそこまで高くないのが事実。客単価は高いものの、入浴料+サービス料というシステムであるため、売上のほとんどは女性キャストの取り分となります。
また既存店の経営権を取得した場合でも前店の顧客が引き続き利用してくれるとは限らないため、既存顧客がゼロの状態で営業開始というケースも起こり得ます。
すぐに経営が軌道に乗らない場合、投資額を回収するためには年単位を要する可能性がある点も覚えておきましょう。
さらに、先述したように賃料が決して安くないのもデメリット。ソープ開業後の経営に際しては、高額な賃料も大きな負担になるでしょう。
その他、キャストの在籍状況も売上に影響します。長く営業を続けていると目標額の達成やライフスタイルの変化による退店が起きるため、突然のリピーター失客にも備えておきたいですね。
上記を踏まえて、運転資金に関しては余裕を持って2,000万円程度を目安に用意しておくことをおすすめします。
ソープ店開業までの主な流れは、大別すると以下の通りです。
ソープ業界では、後継者を探している経営者もゼロではありません。「風俗業界に人脈がない」という方は、M&Aサイトを活用することをおすすめします。
▼風俗店の売買(M&A)に関するメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。
また、備品の充実度はキャストの満足度に寄与します。仕事道具だけでなくヘアアイロンや充電器、ウォーターサーバーなど女性に喜ばれるアイテムも用意しておきましょう。
キャストやスタッフを確保する際は、風俗系求人ポータルサイトへの広告掲載が効果的です。優秀な人材を効率よく集めることができるため、スピード感のある開業ができます。
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その他、自社のホームページの用意も必要不可欠です。コンセプトや在籍女性のプロフィール、キャンペーン情報はお店選びの要になるため、しっかり記載しておきましょう。
ホームページは専門の業者に依頼するのが一般的ですが、自作も可能です。業者依頼と自作それぞれのメリット・デメリットや特徴を比較して検討したい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
こちらはデリヘル向けの内容ですが、ホームページの準備に関する基本的な知識や知っておくべきことは業種を問わず変わらないため、業者依頼か自作かで迷った際の判断材料になるはずです。
開業を検討中するに際して、こういった不安を抱える方も多いと思います。
この項目では、開業を成功させるための3つのコツを大公開!ソープ開業の攻略法をまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
広告を掲載する媒体は「有名な媒体だから」「競合も掲載しているから」といった単純な理由で選択するのは避けましょう。
全国をカバーしている大手媒体でもエリアによって得意不得意があるのです。例えば「掲載数は関東が多いものの、送客率は九州の方が高い」という媒体もあります。
媒体ごとに得意なエリアや一定の送客を得るために必要な費用が異なるので、お店に合った媒体を選ぶことが重要です。
また、掲載費が高額な媒体は、資金が豊潤にある大手グループが有効な広告枠を実質独占している場合もあります。
適切な広告媒体選びをするためには、実際に広告を掲載して成果を計測し費用対効果の高い広告を見つけることが近道と言えるでしょう。
▼次の記事では、これから新規出店する風俗店におすすめの集客広告を7媒体に絞ってご紹介しております。
広告掲載後は、予約の電話が鳴った際に「どこの媒体を見て電話したのか」を伺うことも大切。
そして、そのデータをExcelやツールに蓄積し、媒体ごとの件数を比較してみましょう。可能な限り広告費を抑えて実客確保を目指すことが、開業を成功へと導くカギになりますよ。
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▼無料掲載できる風俗サイトは以下の記事で詳しく紹介しています。
ソープを開業するにあたって、「急がば回れ」の精神で遠回りした方が功を奏するケースもあります。
理想的な開業プロセスは、ソープを経営しているオーナーと接点を持ち、既存店の譲渡話を回してもらえるコネクションを形成すること。
このプロセスを踏むことで結果的にブローカーの介入を排することができ、初期費用の抑制にも役立ちます。
ただ、いきなり業界経験のない方がソープ店オーナーらのコミュニティに入ることは難しいため、まずは比較的開業の難易度が低いデリヘルから始めるのもおすすめです。
というのも、デリヘルは風営法による出店エリアの制限がない無店舗型の風俗店。物件を持たず少額の資金で開業できるため、万が一失敗した際でもソープ店開業の失敗と比べると損失は抑えられます。
また、一部ではフランチャイズオーナーを募集しているデリヘルグループもあり、ソープに比べると断然オーナーになりやすいのです。
まずはデリヘルの経営でキャスト管理や広告管理などの各種ノウハウを取得し、十分な資金を確保してからソープ開業に臨めば成功しやすいでしょう。
精緻な顧客管理の体制作りは、ソープの開業を成功させるために欠かせない要素です。
安定した売上を作るためにはリピーターの存在が欠かせません。そして新規顧客をリピーターに仕立て上げるためには、ニーズを把握することが重要です。
その地域のニーズに合ったキャストやコース(メニュー)を取り揃えることで顧客ロイヤルティの形成ができ、リピート率の向上が期待できます。
またツールを活用した場合、電話対応ひとつを取っても印象が変わります。例えば、受電時の電話番号だけで相手の利用歴が分かるようになるため、リピーターには「いつもありがとうございます」というような受け答えも可能になります。
こういった些細な出来事の積み重ねにより、たくさんのファンに愛されるお店になるのです。
▼風俗店の顧客管理が経営に与える影響とおすすめのCRMは以下の記事で詳しく解説しています。
さらにキャストの長期定着にも寄与します。NG指定した顧客情報が一目瞭然になるため、キャストの身バレを未然に防いだり迷惑客から身を守れたり女性にとってもメリットがあります。安心して働けるため、お客さんが原因による退店を防げるでしょう。
結果的にキャストの定着率が上がり、リピーター離れも防止でき、売上の安定も見込めますよ。
風営法の規制により新規出店が困難になったソープランド。しかし、既存店の経営権を取得することでオーナーになることができます。
開業資金は初期費用が1,000万円以上、運転資金は2,000万円程度を目安に準備しておきましょう。
また開業を成功させるなら、まずはデリヘルの経営から始めてみるのもひとつの手。遠回りに感じるかもしれませんが、風俗業界でコネができ、結果的に成功しやすいでしょう。
開業後の経営では、自店に合った広告媒体の選定も欠かせません。そして顧客管理を徹底することで、売り上げを握るリピーター離れの防止も期待できますよ。
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