風俗店がアンケートを取るべき5つの理由ｌ回答率10％増の秘策・結果の活用方法

2022年9月28日店舗経営

風俗利用客の「リアルな声」を知ることができるアンケート。

現場に携わる機会の少ない身では気付き難い、自店舗の隠れた課題を見つけられるツールです。

アンケートって取る意味あるのかな？ちゃんと答えてくれるお客さん少ないでしょ

色んな風俗店がやってるけど、結局のところ集計結果って何に使うの？

こういった疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。まず必要性に関して結論からお伝えすると、風俗店でアンケートは取るべきです。

今回は、風俗店がアンケートを取るべき理由、回答率を上げる方法、結果の活用方法について解説します。

この記事で分かること

・風俗店がアンケートを取るべき理由
・風俗のアンケート回答率を上げる方法
・風俗利用客向けのアンケート例
・風俗のアンケート結果の信憑性
・風俗のアンケート結果の活用方法

アンケートの重要性をしっかり理解すれば、風俗店の経営が軌道に乗るかもしれません。

なお『アドサーチ』では、内勤業務の効率化に役立つ業務支援サービス／ツールもご紹介しているので是非チェックしてみてください。

風俗店が利用客にアンケートを取るべき5つの理由

風俗店が利用客にアンケートを取るべき5つの理由を解消するイメージ画像

自店舗の潜在的な課題を洗い出したい
利用客にもっと満足してもらいたい

このように感じている風俗店は、アンケートの導入を強く推奨します。風俗店が利用客向けのアンケートを取るべき理由は次の6つです。

1.現在提供されているサービスの質を調査できる

アンケートを取るべき最たる理由は、女の子の接客や内勤スタッフの対応など、現場で提供されているサービスの質を調査できる点が挙げられます。

具体例として、次のような「ユーザー目線で評価するべきサービスの質」を調査する際に有効です。

女の子の身だしなみや接客が自店舗で求められる基準をクリアしているか
スタッフがフリーで入った顧客の好みに合った女の子を案内できているか

アンケートに適切な質問項目を設けて利用客に回答してもらうことで、改善するべきサービスの質の具体的な項目が浮かび上がってくるでしょう。

2.現場での自発的なサービスの質向上を促せる

アンケートは実践すること自体にも意味があります。それは現場での自発的なサービスの質向上が期待できるからです。

風俗に限らずビジネスの現場において本来は目的を達成するために手段を選ぶべきですが、アンケートはその手段自体が店舗状況の改善に役立つ場合もあります。

女の子やスタッフにとって自らの待遇を最終的に決定付けるのは「お店」です。

求める仕事内容や役職などによって雇用形態に差異はあるかもしれません。しかし彼女たち・彼らは基本的に「雇われている側」であるため、お店からの評価に敏感です。

そして「利用客にアンケートを取る」という行為は、現場に出る人間の視点からすると「良くも悪くも自分の仕事の質がお店にFBされる」という状況を意味します。

より良い接客ができればアンケートを通じて評価が上がるかもしれない
サービスに手を抜けばアンケートを通じて悪い評価が伝わるかもしれない

現場では上記のような意識が芽生えるため、結果的に自発的なサービスの質向上が見込めるのです。

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3.自店舗に対する要望や意見をヒアリングできる

アンケートでは、利用客が感じた自店舗への要望や意見をヒアリング可能です。ヒアリング内容を精査し、必要に応じて改善を図ることで顧客満足度アップを図れるでしょう。

利用客はサービスを受けている最中に何らかの不満を感じたとしても、些細なことであれば女の子に直接不満を伝えることは滅多にありません。

アンケートを取っていないお店の場合、サービス面の隠れた課題や潜在的なニーズを手探りで探ることになります。根拠に乏しい推測をもとに改善を図った結果、見当外れなサービス変更となり、却って満足度低下を招くリスクが伴うのです。

4.利用客にサービス改善の姿勢をアピールできる

アンケートの仕組みを作ることで、利用客に向けてサービス改善の姿勢があることをアピール可能です。

仮に利用客がそれぞれ大なり小なりの不満を感じていたとしても、アンケートの仕組みがあることで「次回利用した際には改善されているかも」という期待を持ってもらえます。

対してそういった期待感がないお店の場合、「このお店はサービス改善に消極的」というレッテルを貼られかねません。リピートの期待値が下がってしまうのです。

もちろん、全ての利用客の不満をゼロにすることは不可能に近いでしょう。中にはマイノリティな内容であり、それを優先することで大勢の利用客が不便に感じたり不満を抱いたりするケースがあるかもしれません。

しかし健全な遊び方をしてくれるユーザーは顧客に変わりないため、マイノリティな層にも改善の姿勢を見せておくことは、顧客の取りこぼし防止に寄与します。

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▼風俗店の顧客管理が経営に与える影響やおすすめのCRMは以下の記事で詳しく紹介しています。

デリヘルの顧客管理が経営に与える影響・効率的な管理方法とおすすめCRM

5.メルマガの会員登録を促せる

具体的なアンケートの記載例は後述しますが、アンケートの活用により、集客に効果が期待できるメルマガの会員登録を促せます。

メルマガは下記のような内容を会員向けの先行情報として届けられます。

割引情報
イベント情報
新人入店情報

メルマガは自店舗の利用確度が高い層のリピート促進や、顧客離反を抑制できる集客手段です。下記の記事では、風俗店のメルマガを活用した集客のコツを解説しています。

▼俗店のメルマガを活用した集客のコツは以下の記事で詳しく紹介しています。

風俗店のメルマガを活用した集客のコツｌ効果的なメルマガ一覧・NG例

サービスを利用して満足できる体験ができたユーザーは、接客を担当した女の子や、自店舗に対して好印象を抱きます。

ポジティブな心理状態のユーザーに対して、アンケートを通じてメルマガの存在を知らせることで会員登録を促せるのです。

風俗利用客のアンケート回答率を上げる6つの方法

風俗利用客のアンケート回答率を上げる6つの方法を紹介するイメージ画像

自店舗に対してネガティブな印象を持っていなかったとしても、アンケートに答えるのが億劫というユーザーも少なくありません。

アンケートに何の意味があるのか
他人に詮索されたくない
回答するのが面倒くさい

例として上記のような心理にあるユーザーは、アンケートの回答に消極的な態度を取るでしょう。こちらでは、アンケートの回答率を増やすための方法を6つご紹介します。

1.アンケートの目的と回答の所要時間を提示する

まずは利用客にアンケートを取る目的と、回答の所要時間の目安を提示しましょう。

目的を明確にして「自分の回答がどういった用途で使われるのか」という利用客の疑問を解消することで、正直な所感を回答してもらいやすくなります。

また利用客にとってアンケートは一種のタスクであり、自分の時間を奪われる作業です。

所要時間の明記によってタスクのゴールが見えるため「〇分くらいならいいか」という心理になりやすく、内心は億劫に感じつつも最後まで回答してもらえる可能性がアップします。

2.アンケートの設問数は必要最低限にする

回答の途中で離脱する層をできるだけ少なくするために、アンケートの設問数は必要最低限にして、利用客の負担を軽減しましょう。

利用客のサービスに対する所感はとても貴重なため、つい質問項目を沢山用意してしまうケースがあります。

しかし質問項目が多すぎる場合、途中でアンケートが面倒になってしまい、後半で回答を辞めてしまうユーザーが続出するでしょう。

実際のデータとして、Customer Thermometerの調査によると“長いアンケートに時間をかけて慎重に回答する人はわずか9%でした。”という報告もあります。

一般的にはアンケートの設問数が多いほど、回答の所要時間は比例して長くなる傾向です。

利用客に問うべき内容か
回答に時間を要する質問ではないか

これらを意識して、アンケートでは必要最低限の設問数に留めましょう。

『アドサーチ』では、ホームページ更新や女性の出勤管理など業務効率化を図れる事業支援サービス／ツールも取り扱っています。店舗状況に合わせた媒体のご紹介も可能ですので、経営にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

3.可能な限り記述式は避けて選択式にする

アンケートの回答率アップを狙う際は、予め回答の選択式が用意された「選択式」がおすすめです。

＜選択式の例＞

Q.あなたは風俗が好きですか？	はい・いいえ
Q.次のうち好きな女性のタイプは？	清楚系・ギャル系・人妻系・ロリ系

対して回答をイチから考える「記述式」は、質問に対して考える・文章を作るという2つの工程が生じるため、回答者の負担が増加します。

記述式が多いアンケートはその分回答の作業が重くなるので、途中で離脱されやすくなるのです。

またユーザーは、タスクのゴールがある程度見えた状態だとモチベーションがある程度は回復・継続する傾向にあります。

そのため記述式の質問項目はできるだけアンケートの後半に用意するのが効果的です。

4.回答のハードルが低い質問から始める

アンケートは「質問項目の並び」によっても回答率が変わってきます。いきなり答えにくい質問からスタートするのではなく、回答のハードルが低いものからはじめるべきです。

アンケートで早々に「満足できるフィニッシュができたか」「コスパはどうだったか」など、回答に際して何かを思い出したり計算したりしなくてはならない質問を並べるのは避けましょう。

前半で「答えるのに苦労しそうなアンケートだ」と感じられた場合、回答率の低下を招いてしまいます。

5.回答のお礼に割引クーポンを配布する

アンケートの回答によって直接的なメリットが得られるという仕組みを作るのも効果的です。アンケートを実施している風俗店の多くは、次回以降から使える割引クーポンを配布しています。

回答する直接的なメリットがあり回答率が上がる
割引クーポンの存在によってリピートが期待できる

上記のような構図となり、一石二鳥の効果が期待できるのです。一般的な割引としては、コース料金の割引、特定のオプションまたは指名料無料といった内容が上げられます。

『アドサーチ』では、掲載費が安価・無料のプランが用意されている広告媒体もご紹介可能です。費用対効果の高い広告をお探しの方、まずは無料プランで反響を確認してから検討したいという方も、お気軽にご相談ください。

6.Web形式でスマホやPCから回答してもらう

回答率の底上げを目指す際は、Web形式のアンケートを導入してスマホやPCから答えてもらうのがおすすめです。

紙媒体のアンケート用紙で回答を募るスキームでは、記入の手間から回答率が伸び悩む可能性が高いでしょう。

次のように、実際にアンケート媒体を従来の紙からWeb形式に切り替えたことで回答率がアップしたという事例もあります。

“種減速機の製造・販売を手掛けるニッセイ株式会社では、アンケートのデジタル化により、アンケート回収率を従来の2～3％から30％強にまで高めることに成功しています。

ニッセイ株式会社では、従来は名刺と引き換えに渡していた紙の商談シートをデジタル化し、iPadを利用して来場者が簡単に入力できるようにしました。”

引用：LISKUL-アンケートの活用事例8選から学ぶ、成果を最大化させる6つのポイント

上記事例のように、アンケートの形式をWebに切り替えるだけで回答率が10倍近くアップするケースがあるのです。

風俗のアンケートで設けるべき質問の内容例

風俗のアンケートで設けるべき質問の内容例を紹介するイメージ画像

こちらでは、風俗の利用客向けアンケートの例をご紹介します。

次のように、必要最低限の設問数で、可能な限り選択式にして、回答のハードルが低い質問から始めるのがコツです。

質問項目（例）	回答項目（例）
Q.ご年齢	20代・30代・40代・50代以上
Q.当店のご利用	初めて・2回目・3回目以上
Q.当店を利用したきっかけ	HP・SNS・その他：（※自由入力欄）
Q.電話対応・受付対応の印象	良かった・事務的・悪かった
Q.ご指名の女の子	（※自由入力欄）ちゃん
Q.ご指名方法	本指名・写真指名・フリー
Q.身だしなみ	清潔感があった・だらしない印象
Q.挨拶と自己紹介をされた	Yes・No・どちらかが無かった
Q.言葉遣い	丁寧だった・下品だった
Q.愛想	良かった・悪かった
Q.容姿	写真以上・写真通り・イメージと違った
Q.気になった匂い	気にならなかった・煙草・口臭・香水
Q.プレイの準備	スムーズ・やや不慣れ・遅すぎる
Q.プレイの内容	満足・やや満足・やや不満・不満
Q.テクニック	期待以上・イメージ通り・期待はずれ
Q.フィニッシュ	連戦できた・満足できた・不発
Q.費用感	コスパが良い・丁度いい・高すぎる
Q.総合評価	（※自由入力欄）／　100点中
Q.メルマガ配信	希望しない・希望するメールアドレス：（※自由入力欄）

質問項目は基本的に「利用客の属性」「女の子に関する内容」「プレイの満足感」「全体的な所感」の4つに大別されます。

上記4つの要素でそれぞれ必要最低限の「聞きたいこと」を書き出し、回答項目を準備して、回答のハードルが低いものから並べるという流れがおすすめです。

なお『アドサーチ』では、風俗店専門のホームページ制作会社もご紹介可能です。競合に埋もれない高品質なホームページの新規作成をお考えの方もお気軽にお問い合わせください。

風俗アンケートの結果を100%信用するのはNG

風俗アンケートの結果を100%信用するのはNGである解説するイメージ画像

アンケートの回答は全てが信用できるというものではありません。中には意図的に悪評を記入するクレーマーも稀に存在するため、結果を100%信じるのはNGです。

断言はできないものの、以下のような利用客が回答したアンケートは信憑性が低いでしょう。

アルコールが入っており酔っていた
女の子に本番強要して断られていた

前者の場合、アルコールの影響で女の子に対する印象やプレイに関する記憶が曖昧であり、適切な評価が付けられない可能性があります。

また後者の場合、本番を断られた腹いせとして「態度が悪い」「ヘタクソ」など理不尽なクレームとして悪評が付けられるかもしれません。

そのため、アンケートの結果を一方的に信じるのではなく、何らかのクレームが記載されていた際には女の子に対するヒアリングも行ってください。

女の子によっては接客面に関するストレスを感じており、誰かに相談したいと悩んでいるかもしれません。

女の子から“客層”に関する相談を受けたことはありませんか？風俗店の経営において、顧客管理の難しさに頭を抱えている方も少なくありません。

『アドサーチ』では、22,000円から利用できる顧客管理システム／ツールも多数取り揃えております。優良なお客さんだけを付け回したいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

風俗利用客から得られたアンケート結果の活用方法5選

風俗利用客から得られたアンケート結果の活用方法5選を解説するイメージ画像

利用客が回答してくれたアンケート結果を、店舗経営に活かす方法をご紹介します。主な活用方法は次の5つです。

1.意見や感想を精査して試験的に取り入れる

アンケートの結果を踏まえて、コースの種類やサービスの内容を試験的に変更してみるのもおすすめです。

例えば「もっと短時間で安価のコースがあったらいいのに」「もっとこんなオプションが欲しい」と潜在的に感じている層がいるかもしれません。

アンケートで上記したような要望・意見が複数寄せられた際には、それらのニーズを満たすサービスを検討しましょう。ユーザーの潜在的な悩みが解消され、より頻繁に利用してくれるかもしれません。

顧客のリピート率が高まることで、売上の安定やお茶の抑制が期待できます。

2.女の子のパネル写真やPR方針を見直す

アンケートの結果で、女の子の容姿やプレイの内容に関して「イメージと違った」という旨の回答が多く集まった場合、パネル写真やPR方針の見直しが必要かもしれません。

まず容姿に関する質問でイメージと違ったという内容が寄せられたケースでは、主に下記のいずれかが考えられます。

レタッチ（修正）が強すぎる、いわゆる「パネマジ」が生じている
パネル写真が古く、髪色やメイクの系統などが現在と変わっている

女の子と相談しながらレタッチを利かせすぎないように調整する、またはパネル写真の撮り直しのいずれかを行いましょう。

▼次の記事では、初回が増えるパネル写真の撮り方やレタッチのコツについて詳しく解説しています。

5分でわかる風俗のパネル写真の重要性！初回指名が増える撮り方とレタッチのコツ

なおナイトワークに特化した制作会社の『VOTEC』では、パネル写真のレタッチサービスに対応しています。初回は女の子1名あたり5枚まで無料でレタッチ対応してくれるため、ご興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

一方、プレイに関してイメージと違ったという回答が多い場合は、PR方針に問題があるかもしれません。

ユーザーが初めて遊ぶ女の子を指名する際、限られたプロフィール情報から次のような要素を想像で補完します。

攻めか受けかといった得意なプレイの傾向
おっとり系かクール系かといった人柄

これらはユーザーからすると実際に会ってみないとわからない部分です。当初抱いていたイメージと実態に乖離があると「イメージと違う」と感じられます。

マッチングの相性が悪いとプレイの満足度低下を招くため、イメージと違ったという回答が顕著に多い女の子は、実態に即したPRに変更するべきです。

3.女の子やスタッフの教育に活かす

アンケートの回答をそのまま現場にFBするのではなく、ある程度嚙み砕いた上で女の子やスタッフの教育に活かすべく伝えましょう。

尚、先述した通りアンケートの回答は必ずしも真実とは限りません。良い点または悪い点、どちらを本人に伝えるにしても軽い壁打ちを行ってから判断しましょう。

女の子やスタッフに「最近のお客さんどうだった？」といった具合で軽く壁打ちを行い、次のようなお客さんがいたか確認します。

対女の子	対スタッフ
・接客で手応えのあったお客さんがいたか・接しにくいと感じたお客さんがいたか	・反響の良かったお客さんがいたか・クレームがなかったか

そしてアンケートの回答と照らし合わせ、整合性があれば必要に応じて利用客目線での良かった点、または改善するべき点を伝えましょう。

悪い点はそのまま伝えるのではなく「ここを改善すればもっと指名が増える」といった形で、本人のモチベーションを損なわない言い回しで改善を促すのがコツです。