様々な業界で注目されているインバウンド市場。
コロナの大流行が収まり旅行がしやすくなったことで、インバウンドを狙った動向があちこちで見受けられます。
風俗業界は依然として外国人を断るお店が多く見られるものの、これからさらに売上を求めるなら外国人の受け入れは必要不可欠でしょう。
また日本の風俗は特に訪日中国人観光客からの需要が強く、利益を上げるチャンスは意外にも目の前にあるのです。
そこで本記事では、訪日中国人のインバウンド市場について詳しく解説。
中国人に人気のエリアや集客方法なども把握できるので、ぜひ本記事をインバウンド対策の参考材料としてお役立てください。
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コロナウイルスの流行が落ち着いたことで、インバウンド市場が活発化し海外からの観光客が増加傾向にあります。
特に中国人観光客は大きな比率を占めており、大きな経済効果にも期待できます。
具体的にどのような流れで観光客が増えたのか確認していきましょう。
2023年8月時点での日本政府観光局のデータによると、コロナ拡大後としては初の8割越えという回復率となっています。コロナによる大打撃から回復の兆しを見せている状況です。
2023年4月に入国制限が解除され、訪日外国人観光客は急増しています。ヨーロッパやアジア、北欧と世界中から観光客が日本を訪れる中、中国人観光客数はトップクラス。中国人観光客は全体の約17%を占めています。
中国政府が自国からの団体ツアーを解禁したのもあり、中国人観光客からのインバウンド効果が期待できる状態に。
また昨今の円安によって海外の人々が日本に来やすくなったため、モノやコトへの購買が活発になりました。
★2019年8月
中国 | 1,000,639 |
台湾 | 420,279 |
韓国 | 308,730 |
★2023年8月
中国 | 569,100 |
台湾 | 396,300 |
韓国 | 364,100 |
国別の訪日外国人観光客の数を見ると、中国、韓国、台湾と日本の近隣諸国が上位を占めています。
2023年8月時点では韓国からの観光客は中国の観光客の数を上回っていますが、現在は在日中国人観光客数はコロナ以前のパフォーマンスに向かっており回復傾向にあります。
2019年のデータを踏まえれば、中国がトップに返り咲く可能性は高いと見て問題ないでしょう。
売上増を狙うなら、インバウンド市場のメインターゲットを中国人観光客に据えて対策を講じておくことをおすすめします。
風俗利用の意欲も高く、現在訪日数の回復が見込める在日中国人観光客に人気観光地は「東京」「大阪」「京都」のゴールデンルートに含まれるエリア。
ゴールデンルートとは日本の定番旅行ルートで、日本に初めて来るインバウンド客にとっては、まとめて観光都市を巡れるというメリットがあります。
ゴールデンルートは観光地がいくつもある大都市が中心であり、中には風俗店がひしめき合うエリアが含まれています。東京はもちろん、名古屋や京都、大阪などが良い例です。
つまり訪日中国人観光客に人気のエリアに出店している風俗店は、インバウンドによる経済効果が期待できるでしょう。
国内における集客はもちろん、インバウンド集客でお悩みの方も『アドサーチ』へお気軽にご相談ください。
中国人観光客というと“爆買い”のイメージが強いものの、近年は“コト消費”にフォーカスしています。
コト消費とは体験や経験を重視する消費行動のことで、コト消費需要の高まりに合わせ文化体験といった体験を重視した中国人向けツアーも組まれているようです。
このコト消費の中に日本の風俗も含まれているので、インバウンドのチャンスが舞い戻ってくるかもしれません。
中国人観光客が注目しているコト消費の一つが「風俗」です。その注目度の高さは、中国人観光客向けに「日本の性風俗ツアー」が存在するほど。
デリヘルや風俗エステなど性風俗店の利用をメインとするツアーは、費用も低価格から高額までさまざまです。
性風俗ツアーが注目されているのはコト消費に意識が向いたからだけではありません。
中国では性風俗を含む性的なコンテンツの規制が強化されているため、風俗店を利用したい人が日本に流れてきたことも関係しています。
日本の性風俗はサービスが良いことでも知られており、より関心があるのでしょう。
また、元AV女優の蒼井そらが中国人の間で人気を博したのも影響していると言われています。
蒼井そらをきっかけにさまざまなAV女優に興味関心が向けられたことで、日本の性風俗が注目されたことは想像に固くありません。
日本の風俗は中国人観光客からの注目を浴びてはいるものの、やはり意思疎通の難しさが障壁となり入店を断る店舗は少なくありません。
元々日本人のお客さんのみをターゲットにしていた風俗店からすれば、海外からのお客さんに対応するのは当然ながら至難の業。
また言語だけでなく文化や価値観の違いもあるため、お互いに意思疎通が図れずトラブルになる可能性も否定できないでしょう。
言語の壁やトラブル回避にリソースを割かないよう、中国人のみならず海外の方々の利用を断っている風俗店もあるのが現状です。
外国人の利用を断る風俗店が多い中、まずは中国人観光客にだけでも対応できれば商機となるのは明らか。
中国人観光客からのインバウンド効果を狙うには、春節までに対策を整えるのが理想です。
中国には大型連休が2回あり、そのうちの一つである春節は中国の旧正月。毎年1月下旬から2月の上旬にあたり、7連休と1週間ほどの休みになることが毎年の通例です。
春節に多くの中国人が国外旅行を楽しみますが、その人気旅行先のひとつが日本。
くわえて性風俗のコト消費が注目されているため、これから風俗の需要の高まりは大いに期待できるでしょう。
インバウンドの波に乗り遅れないためにも、中国の大型連休を見据えた対策は必要不可欠と言えますね。
『アドサーチ』では求人用のポータルサイトも扱っているため、双方にこだわることで多数の応募を獲得しにいけます。
本章では風俗店が実施しているインバウント対策について解説していきます。
ぜひ春節に向けての下準備としての参考にしてください。
インバウンドを狙って動くのであれば、外国人向けの風俗ポータルサイトに掲載することが効果的です。
自店舗を知ってもらう場所としてポータルサイトを利用することで、初めてインバウントの客層を狙えるようになります。
具体的にどのようなサイトがあるのか把握していきましょう。
『Erotic Guide』は外国人観光客への対応が可能な風俗店だけを掲載しているポータルサイトです。
ホームページは英語・中国語・韓国語に対応できる仕様となっています。英語圏のみならずアジア圏にも強いため、中国人観光客への言語対応も問題ありません。
またSEOに秀でているのもポイントで、「外国人 風俗」のようなキーワードで上位表示されているため検索流入も期待できるでしょう。
また風俗店のジャンルも網羅性があり、ソープランドやデリヘルなどが掲載されています。
価格はエリアごとで異なり、名古屋・福岡・札幌・沖縄版だと月額5,500円から利用できます。掲載を希望する際には自店舗のある地域の価格を確認すると良いでしょう。
対応言語 | 英語、韓国語、中国語 |
掲載料金 | 5,500円/月~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1078 |
『Japan Soapland Guide』は外国人でも利用可能なソープランドに特化しているポータルサイトです。
複数のプランがあり、月額22,000円からの利用となります。東京版の『Erotic Guide』に自店舗を掲載すればセット割が適用され、月額11,000円から掲載可能に。
もちろん外国語対応にも秀でており、英語はもちろん中国語・韓国語でも閲覧できます。
同サイトはソープランド専門なので、外国人向けのソープを検索した時のSEO対策もばっちりです。
ソープランドでインバウント対策を打ち出すにはうってつけのサイトなので、対策を検討している方はぜひプランや料金などをチェックしてみてください。
対応言語 | 英語、中国語、韓国語 |
掲載料金 | 22,000円/月~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1574 |
『東京ナイトスタイル』は毎月約50万人のユーザーが訪れる訪日外国人向けの風俗ポータルサイトです。
日本のアダルトコンテンツにかかわる情報をメインに、風俗店のみならずアダルトグッズやAVなども取り上げているのが特徴。
風俗関連のキーワードでSEO対策が遺憾なく発揮されており、検索結果で上位に位置する力を秘めています。
風俗店に関する詳細な情報に加え日本の性事情が多数掲載されているため、訪日外国人観光客や今後訪れるかもしれない潜在層へのアプローチも可能です。
世界中から閲覧されているサイトなので、高い集客力に期待できます。
掲載料金は33,000円で、オプションのバナー広告や求人掲載などを加えればさらなるインバウント対策になるでしょう。気になる方はぜひオプション内容を確認してみてください。
対応言語 | 英語 |
掲載料金 | 33,000円/月~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1701 |
なお『アドサーチ』では、オフィシャルホームページやテンプレートページだけでは拾いきれないターゲットにリーチできるおすすめの広告ポータルサイトを取り揃えております。
インバウンド対策の一環としてメッセージアプリの使用も欠かせません。なぜなら、予約や案内時にスムーズなコミュニケーションがとれるから。
高額利用も見込まれる観光客に質の良いサービスを提供するためには、女の子に頼りきりになるのではなくスタッフの対応も重要です。
日本ではLINEが主流となっていますが、国によって使われているアプリは異なるためLINE以外での対応窓口も必要です。
中国人に対してはどのようなメッセージアプリが有効なのか確認していきましょう。
『WeChat』は中国で主に使われているメッセージアプリです。
チャット・通話・決済だけでなく、デリバリーやホテルの予約なども可能な利便性の高いツールです。
中国国内のキャッシュレス化がいち早く進んでいることもあり、もはや生活必需品と言っても良いでしょう。
実際に訪日中国人観光客に対応している風俗店では、WeChatの決済も可能にしているケースが多いです。
また風俗店に限らず、外国人観光客の利用が多いお店でもWeChatの決済を導入しています。
中国人観光客をターゲットにする上ではWeChatの導入は必須です。
メッセージアプリを導入した後は、ポータルサイトやオフィシャルサイトからアプリへ飛べるようリンクを仕込みましょう。
インバウンドに特化したポータルサイトなら簡単に仕込めるので、ワンタップでメッセージアプリのリンク先に飛べる仕様になります。
ユーザーは容易に店舗のアカウントを追加できるため集客力向上にも繋がるでしょう。
さらにオフィシャルサイトにもアカウント情報を置くことで、流入の導線を強化できます。
オフィシャルサイト内で多言語対応も実施できれば、よりインバウンドの恩恵を受けやすくなります。
オフィシャルの他言語対応やリンクボタンの設置など、インバウンド集客に向けたサイト設計でお悩みの方は『アドサーチ』へぜひご相談ください。
中国語への対応には翻訳機の活用も必要です。
POCKETALK(ポケトーク)は74もの言語に対応しており、中国語はもちろん英語や韓国語などの翻訳もできます。
音声での翻訳は精度が高くスピードも速いため、お互いの意思疎通がスムーズになるでしょう。
またテキストの翻訳にも対応しており、カメラで撮影した箇所を翻訳してくれます。コースやオプションといったシステム的な翻訳も簡単にできるでしょう。
POCKETALK以外にも翻訳機はたくさんあるので、使いやすさや店舗に合わせたものを選ぶと良いですね。
中国人観光客だけでなく他国の観光客との接客にも便利なので、お店に置いてすぐ使える状態にすることをおすすめします。
渡航規制の解除や団体ツアーの解禁など、日本全国でインバウンドによる経済効果を狙った動きが目立ってきています。
特に風俗店は中国人観光客からの熱烈な視線もあるため、大きなインバウンドの効果を見込めるでしょう。
中国のインバウンド需要を狙うなら、大型連休にあたる春節が商機!1月下旬頃から始まる春節までに以下の下準備をしておきましょう。
中国人観光客のニーズを見据えて動ければ、利益アップが十分見込めます。
インバウンドの恩恵を受けたい方は、ぜひ本記事で紹介した対策方法や風俗事情などを参考にしてみてください。
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