何をするにも情報収集はネットで行うのが主流の現代。
風俗店を経営するにあたって、HPを開設して宣伝することは必須と言えるでしょう。そこで必要となるのが、「ドメイン」です。
ドメインは、上手く作成できれば集客へ繋がる役割を果たします。そのため、おざなりに作成してしまうと、損するかもしれません。
しかし中には、「そもそもドメインってなに?」という方もいるでしょう。
そこで本記事では、ドメインの役割や決め方、風俗店から評判の良い取得サービスを紹介します。
ドメインについての知識を身に付けて作成すれば、自店舗を効果的にアピールできて業績向上に繋げられるかもしれません。
なお『アドサーチ』では、ドメインに関する知識だけではなく、HPの管理・効率的な運用におすすめのシステム/ツールもご紹介しているので是非チェックしてみてください。
無店舗型の風俗店(デリヘル)を開業する場合は、事前にドメインを作成する必要があります。
なぜなら、開業にあたって管轄の警視庁に提出する「営業開始届出書」にドメインを記載しなければならないからです。
それに加えて、HPを開設して営業する際は「営業の方法」という書類に下記事項の記載および提出が求められます。
同事項の具体的な記載方法は次の通りです。
(引用:警視庁 – 無店舗型性風俗特殊営業 営業の方法 記載例)
デリヘルは営業開始届出書が受理されて10日後から営業が可能になります。
また仮に、営業許可取得後にHPを開設する場合はドメインの追加申請をしなければならず、変更届の提出が必要です。
そうなると、無駄に時間や手間が掛かってしまうため気を付けましょう。
『アドサーチ』では、風俗店のホームページ制作実績が豊富な制作会社のご紹介も可能です。顧客管理やCMSといった経営面のご相談はもちろん、風俗店の集客や求人に関するご相談も承っております。
本章では「ドメインってなに?」という方のために、風俗店のHPにおいてドメインが果たしている役割を解説します。
非常に重要な役割を担っているので把握しておきましょう。
ドメインとは「https://www.〇〇〇〇.com/」のようなURLの“〇〇〇〇”に当たる部分。
簡単に言えば、ネット上におけるHPの住所です。
例えばネット上で「風俗店Xグループ」のHPを表示させたい時のことを考えてみてください。
「風俗」や「Xグループ」といったワードで検索したら、関連するHPが数多く表示され、どれが公式か判断しづらいでしょう。
しかし「風俗店X」のドメインを入力すれば、住所先となる「風俗店X」の公式HPに直接アクセスできます。
つまりドメインは、それぞれのHPを特定する住所としての役割を果たしているということです。
サイトが得たSEO(検索順位)評価は、ドメインに蓄積します。
つまり、良い評価が蓄積されているドメインのHPは、検索上位に表示されやすくなるということです。
従って変更や移行をすると、SEO評価はゼロからのスタートになります。
長年の運営の結果、良い評価を得ているドメインの場合は、非常にもったいないでしょう。
しかし、悪い評価を受けている場合は逆です。
なかなか評価が好転しないようであれば、新しくドメインを変更してまっさらな状態からリスタートするのも良いかもしれません。
いずれにしろ、SEO評価が蓄積されるドメインは簡単に変更できるものではないということを認識しておいてください。
▼次の記事では、風俗業界のSEO対策と外注におすすめの業者をご紹介しております。
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HPを作成して運営していくなら、ドメインの他にもサブドメインについて知っておくべきでしょう。
サブドメインとは、「https://www.〇〇〇〇.com/」のようなURLの“www”部分。
「.」で区切られたドメインの前小節にあたります。
先述したようにドメインを住所(マンション)と例えるなら、サブドメインは部屋番号のようなイメージです。
例えば、「風俗店Xグループ」といった本体となるドメイン(マンション)を支店別に分けて表示させたい時は、サブドメイン(部屋番号)を使って支店ごとに分割できます。
1つのドメインをテーマや用途によって分割したい時は、サブドメインを使うということを頭の片隅に留めておいてください。
サブドメインを使うメリットについては後述します。
『アドサーチ』では、風俗に特化した求人のポータルサイトを多数取り扱っています。店舗の拡大に伴って内勤スタッフやキャストの求人を考えているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
本章では、風俗店のHPに使うドメインの決め方について解説します。
上手く工夫して作成できれば、集客効果が見込めるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
ドメインは独自で考案が可能です。しかし、他者が使用中のドメインは取得できません。
なぜなら、同一のドメインが存在してしまうとHPを特定する住所としての役割が果たせなくなるからです。
従って、ドメインを作成する際には、考案したドメインが既に使用されているかを調べる必要があります。
「ドメイン 検索」等のワードで検索し、ウェブ上でドメインの重複を確認できるサイトを活用しましょう。
ドメインの末尾にあたる「トップレベルドメイン」は、複数種類があってそれぞれ制約があります。
「https://www.〇〇〇〇.com/」のようなURLの“com”が該当部分です。
<トップレベルドメインの一例>
分野別トップレベルドメイン |
「.com」 商業組織用 「.net」 ネットワーク用 「.org」 非営利組織用新ドメイン 「.blog」 ブログを意味する 「.company」 企業サイトを意味する 「.app」 アプリやゲームを意味する |
国コードトップレベルドメイン |
「jp」 日本国内に住所のある個人や組織 |
属性型JPドメイン |
「.go.jp」 省庁や行政機関 「.co.jp」 株式・有限・会社など 「.ne.jp」 ネットサービス提供者 など 「.or.jp」 社団・財団・医療法人など |
上記表に記載の通り、トップレベルドメインには意味・用途・地域などで種類が分かれていて、それぞれ取得条件が異なります。
また「分野別トップレベルドメイン」は複数取得できるのに対し、「属性型JPドメイン」は1組織内で同一の種別を複数作成することはできません。
そのためドメインを作成する時には、取得可能なトップレベルドメインかどうかを確認することが必要不可欠です。
ドメインは店舗名をベースにするのが一般的。
「風俗店大和撫子」という店舗のドメインならば、「https://huuzokutenn-yamatonadeshiko.com」といった形式です。
ドメインと店舗名が一致している場合は、閲覧者は見ているHPが公式サイトだと認識しやすくなります。
反対に、ドメインと店舗名が違っている場合。
「風俗店大和撫子」のHPを開いているのにも関わらず、ドメインには「宇宙飛行士」といった文言が組み込まれていたら閲覧者はどう思うでしょうか。
少なからず違和感を感じるはずです。不審に思ってしまえば、離反に繋がるかもしれません。
上記は極端な例ですが、そういった事態を防ぐためにも、店舗名をベースにするのが良いでしょう。
ただし、店舗名の変更が必要になった際は、新しくドメインを取得した方が良いケースもあるので、その点は注意してください。
風俗インターネット広告サイトの『アドサーチ』では、集客と求人で合わせて500以上の広告媒体を取り扱っております。利用すれば風俗店の売上増加に繋がるサービスが豊富です。ドメインやHPの作成をプロに任せたいと検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
SEOを意識してドメインを作成する場合は、自店舗のコンセプトや業種を表すキーワードを含めるのがおすすめです。
GoogleのWebアナリストである「ジョン・ミューラー」氏によると、キーワードが含まれているドメインはSEOで小さな効果が見込めるとされています。
以前開催されたGoogleのオンラインフォーラムで参加者から寄せられた「URLにキーワードが入っているとSEO効果はあるのですか?」という質問に対し、ジョン・ミューラー氏は「小さいが効果はある」と答えていました。
次の動画はそのやり取りです。
上記を踏まえ、風俗店に置き換えてSEO対策を考えてみましょう。
例えば自店が、コスプレが売りのヘルス店だった場合。
「コスプレ」や「ヘルス」といった自店舗と相性が良く集客に繋がりやすいキーワードの検索結果において、HPを上位に表示させたいと考えるでしょう。
そこでドメインにコンセプトや業種を含ませれば、SEO効果が見込めるというわけです。
ただし先述したように、ドメインによって見込める効果は小さいと言えます。
その点を認識したうえで、ドメインに含めるかどうかを決めましょう。
先述した決め方を踏まえると、店舗名・コンセプト・業種など、店舗に関わるものをドメインに詰め込んでしまえばいいように思えます。
しかし文字数が長すぎるドメインは、かえってユーザーが理解しづらくなるうえに覚えにくく、見栄えも悪く映るでしょう。
ドメインが馴染みにくいHPは、ユーザーの離脱を招きやすいので避ける必要があります。
反対に短ければユーザーは馴染みやすくなります。ただしドメインは短いほど、誰かに使用されている可能性が高いです。
自店を様々なワードに置き換えて、ドメインを考案しましょう。
2号店以降をオープンする際は、サブドメインを使ってHPを作成するのがおすすめです。
例えば、渋谷にコスプレの種類が豊富なギャル系デリヘルを開業し、2号店として同様のコンセプトで新宿に姉妹店をオープンすると仮定します。
1号店 |
渋谷に出店したコスプレが豊富なギャル系デリヘル |
2号店 |
1号店と同様のコンセプトで新宿にオープン |
この場合、本体ドメインとサブドメインの使い分けは次のようなイメージです。
1号店 | https://cos-gal-deli.jp |
2号店 | https://shinjuku.cos-gal-deli.jp |
上記のようにサブドメインを利用すれば、一つのドメインで複数サイトの運用ができて管理しやすくなります。
加えて、ドメインに蓄積されているSEO評価を引き継ぎやすいというメリットも。
新規でドメインを取得するより、はるかに費用対効果に優れるでしょう。
風俗業種に特化した『VOTEC』をはじめ、複数サイトの管理がしやすいホームページ制作会社は多数あります。複数店舗の経営を見据えてHP制作をしたいという方は、ぜひご確認ください。
具体的にドメインはどういった方法で取得できるのでしょうか。本章ではドメインの取得方法を2通り紹介します。
一つ目は、レンタルサーバーに依頼する方法です。
依頼先によっては、サーバーの契約とセットで料金が割引になったり、イベントで無料になったりします。
ぜひいろいろなレンタルサーバーを調べてみて、お得に利用できるところを探してみてください。
▼風俗店のホームページに使えるレンタルサーバーの特徴や費用は下記の記事で詳しく解説しています。
二つ目は、ドメイン取得サービスを利用する方法です。
ドメイン取得サービスとは、その名の通りドメインが取得できるサービスのこと。ドメインサービスはレンタルサーバーと分かれている業者が多いです。
ドメイン取得だけでなく、別途でレンタルサーバー契約を忘れないようにしましょう。
ドメイン取得サービスを提供している業者は数多く存在します。
いざ調べてみても、サービスの多さに気が滅入ってしまう方や判断基準が分からないという方も少なくありません。
そこで本章では、風俗店から評判の良いドメイン取得サービスを3つご紹介します。ぜひお役立てください。
年間500件以上もの依頼があるという『MAGNAUM HP』は、風俗業に特化したWEBサイトの管理システムです。
風俗業に特化しているだけあって「年齢認証」「料金システム」「出勤表」など、風俗店のHPに必要な基本機能が豊富。
納品直後に運用を開始できるほど、充実しています。
加えて納品も早いため、契約から最短2日でHP掲載が可能とのこと。スピード感のある対応が魅力の一つです。
また契約プランは「独自ドメインプラン」と「サブドメインプラン」の2つに分かれており、目的に応じてドメインが取得できます。
どちらのプランにせよ、初期費用・ドメイン取得・アドレス取得・サーバー管理費は無料。
支払うのはシステムの管理費だけと、非常にリーズナブルな価格で利用できます。
独自ドメイン | ○ |
月額費用 | 7,700円~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=493 |
『サイバープラウド』は、2000店舗以上の風俗店HPを制作した実績がある会社です。
風俗店に必要な機能が揃っており、管理画面から情報を登録するだけで簡単にHPが作成できます。
各携帯キャリアにも対応しているので、お手持ちのスマートフォンやガラケーからも管理が可能です。
また同社は、サイトのレイアウト・デザインがオシャレなのも魅力。
初期費用にはドメインの取得をはじめ、お店に合ったオリジナルのタイトルロゴ制作も含まれています。
さらにオプションでSEO対策に有効なSSL化も可能なため、ユーザーを引き付けるハイレベルなHPが作成できるでしょう。
まずは同社のHPから、実施に利用できるサンプルページを確認してみてください。
実際の運用形式でHPを見られるので、自店に置き換えてイメージできます。
独自ドメイン | ○ |
月額費用 | 6,050円~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1296 |
『すぐるくん』は、風俗を含めたナイトレジャーの運用向けのテンプレートサイトです。
風俗店HPにおいて必要な機能が揃っているうえ、情報更新・設定変更など管理者側の操作も簡単。
オプションには、複数のポータルサイトを一括更新できる自動更新機能や、お客さんの指名・利用回数といった顧客データを管理するツールもあるため、効率よく運営しやすいでしょう。
また値段は割高になるものの、「オリジナルデザインプラン」を利用すれば希望をもとにオリジナルのデザインで制作してくれます。他店HPと差別化を図りたい方にはおすすめです。
料金を安く済ませたいという方は、「パターンデザインプラン」を利用するとよいでしょう。数ある中から自分好みのテンプレートが選べます。
テンプレートや制作実績は詳細から確認可能です。
独自ドメイン | ○ |
月額費用 | 0円~ |
詳細URL | https://adsch.net/detail/?m=1788 |
HPの開設に必要な、「ドメイン」の取得について解説しました。
ドメインの考案および取得方法は、その後の風俗店経営に影響する重大な要素です。おざなりになって後悔しても、簡単に変更できるものではありません。
一度の対応で済むように、HPを開設する際は下記を意識してドメインを取得してください。
もしドメイン取得サービスに悩んでしまった際は、本記事内で紹介しているサービスを参考にしてみてください。
『アドサーチ』では、風俗店経営に役立つシステム/ツールを数多く取り揃えています。ドメインの取得はもちろん、HP制作はプロに任せて集客効率を上げたいと考えている経営者の方は、ぜひご活用ください。風俗店の運営に特化したHPが制作できて、作業効率も上がりますよ。
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