風俗嬢のヘッドハンティングを意味する、風俗の引き抜き。
他店を利用した際やSNSなどで魅力的な女の子を発見し、このような考えが頭をよぎったとしても決して実行してはなりません。
この記事では、風俗の引き抜きがNGの理由や、狙われやすい女性のタイプ、自店舗が狙われないための対策をお伝えします。
引き抜き以外のクリーンな形で風俗嬢を集める方法も合わせてご紹介しますので、求人にお悩みの方はぜひ参考にお役立てください。
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そもそも風俗の引き抜きはバレるリスクが高いと言われています。まずはその理由を見てみましょう。
自らの素性を隠して女の子に話を持ちかけたとしても、基本的に引き抜きは相手の店舗スタッフにバレると考えましょう。
理由は次の通りです。
他店で働く女の子に「自分のお店で働かないか?」と話を持ちかけた場合、その場では「前向きに考えてみます!」と返事をもらったとしても、後から店長や幹部クラスのスタッフに報告される可能性が高いのです。
チクられるリスクは、女の子と店舗間の信頼関係が深いほど高くなります。
分かりやすい例としては、在籍数が長いお局や、ホームページで看板嬢を務めていたり外部広告サイトでの露出が多い女の子など。現在の環境や待遇にこれといった不満を感じていない女の子です。
なかにはスタッフとデキている、業界に入る以前からオーナーと交流があるなど、店舗の人間と深い関係にある女の子も少なくありません。
また引き抜きに応じてしまう事態を阻止するべく、話を持ちかけられた際、スタッフへ報告した女の子に賞金を渡すという制度を設けている風俗店もあります。
外部の人間がそういった内部事情まで知る術はないため、迂闊に引き抜き行為を持ちかけるのは危険です。すぐに報告され、自らの素性がバレた暁には後述するトラブルへ発展する可能性もあります。
日々、競合他店の動向を注意深く観察しているように、自店舗の情報も他店に細かくチェックされています。仮に引き抜きが成功したとしても、その女の子が働きはじめた際にバレるケースもあるのです。
これらの情報は、同一商圏にあるほぼすべての競合店に把握されていると考えましょう。
とくに女の子の情報に関しては敏感な店舗も多く、業歴が長く交流の広いスタッフは「AさんはX店からの移籍」といった情報をすぐにキャッチすることがあります。
仮に源氏名を変えたり写真にモザイクを施したりして対策したとしても、バレるリスクはゼロになりません。お客さんや掛け持ち嬢を通じて、情報が相手の店舗に伝わる可能性もあります。
またいくらレタッチ技術が進化していると言っても、体型や雰囲気、プロフィールの記載情報を通じて個人をある程度は特定できます。
そのため引き抜き行為は仮に成功したとしても、常に相手の店舗にバレるリスクが付きまとうのです。
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こちらでは、風俗の引き抜きがNGである理由を解説します。NGの理由は次の3つです。
そもそも風俗店での引き抜き行為は、業界のタブーにあたります。
女の子は店舗の売上を左右する貴重な商品とも言える存在で、どこの風俗店も「他店に取られる事態は避けたい」と考えています。
風俗店で働く女の子を集めるのは簡単ではありません。お茶知らずの逸材を獲得するともなれば、資金力のある大型グループでさえ苦労するでしょう。
加えて一般企業における永年勤続のような慣習もないため、常時求人を出している風俗店もあります。もちろん「誰でもいい」というものではないため、求人を募る費用や採用活動にかかる時間・労力も無視できません。
女の子自らの意思による移籍であれば別ですが、引き抜きはこのような企業努力を丸ごと奪い去るのと同義であるためタブーとされています。
引き抜きやスカウト行為は、各店舗で用意されている利用客向けの禁止事項で明記されているケースがほとんどです。
なかには同業者の利用を禁止する旨も記載している店舗もあります。これは一般客に紛れた同業者による引き抜き行為を未然に防ぐためです。
先述した通り引き抜き行為は高確率でバレるため、どれほど魅力的な女の子を見つけたとしても話を持ちかけるのはやめましょう。
大切な女の子を引き抜かれた側の店舗は、やはりタブーを犯した相手の店舗に怒りを覚えるでしょう。相手の店舗が特定できた場合、店舗間での対立が生じることは明白です。
黙って見過ごすと今後も狙われ続ける可能性があるため、店舗としては引き抜きが発覚した際にそれを看過することはできないのです。過激なケースでは報復目的の営業妨害、乱闘騒ぎといったトラブルを招く可能性もあります。
引き抜きは期待できるリターンに対してリスクが大きすぎる行為です。女性向け求人広告サイトへの出稿やホームページ・SNSの運用といったクリーンな手法をおすすめします。
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引き抜きがバレた後、自店舗にクレームという形だけで済めばかなり穏便と言えるでしょう。なかには次のようなトラブルへ発展するケースもあります。
引き抜きが発覚した際に起こり得るトラブルのひとつが、罰金の支払い要求をされるケースです。
「引き抜きやスカウト行為が発覚した際には罰金を請求します」といった注意書きが明記されている店舗では、この規約に同意した上で利用したことを根拠として、強気に要求してくる可能性も考えられます。
罰金という抑止力によって引き抜きを阻止する狙いもあるでしょう。
ただし下記の通り、基本的に法的な支払い義務は生じないと示している法律事務所もあります。
“風俗トラブルにおける罰金制裁のほとんどは法的義務はない
つまり、風俗店に本番や盗撮の罰金を支払う法的義務はありません。『罰金』というのは法的には『刑事罰』であり、民間のいち風俗店が罰金を科すことはできません。「無断駐車は罰金○○万円」と書いてあるのも、じつは全く意味がないのです。”
(引用:弁護士法人 法律事務所ロイヤーズ・ハイ – 風俗店から女の子の引き抜きなどで、高額の罰金を請求されている)
風俗店の引き抜きを発端に、逮捕者が出る暴力沙汰の事件に発展するケースもあります。下記はその事例です。
“風俗店スカウトの引き抜きを巡るトラブルから、6月に東京・新宿の歌舞伎町の路上で乱闘したとして、警視庁組織犯罪対策4課は28日、暴力行為法違反などの疑いで、指定暴力団幹部ら組員4人と、スカウトグループの男3人を逮捕した。”
(引用:ロイター通信社 – 歌舞伎町で乱闘、容疑の7人逮捕)
ヤクザ(暴力団)が表立って経営している風俗店はほとんどありません。しかし上記事例のように、何らかのトラブルが発生した際にヤクザに介入・対処してもらうという風俗店も稀に存在するのです。
風俗店とヤクザの関係性については、以下の記事でも詳しく解説しています。
▼風俗店とヤクザ(暴力団)の関係性
こちらでは、クリーンな形で女の子を集める方法をご紹介します。風俗店の女性求人は、下記いずれかの方法によって行われるのがほとんどです。
最もスタンダードな方法が、紙やWeb媒体に自店舗の求人情報を掲載するもの。
デメリットとしては基本的に掲載料がかかる点が挙げられます。
ただしアクティブユーザーが多い媒体で露出度が高いプランを契約した場合、短期間で多くの女性の目に留まるため、エントリー数は期待できます。
一般的には紙媒体よりもWeb媒体の方がリーチできる母数が多い傾向です。代表的なWeb媒体としては、アドトラックの走行で知られる『バニラ』が挙げられます。
▼次の記事では、風俗系女性求人の代名詞でもあるバニラの強みや特徴を詳しく解説しています。
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こちらは自店舗のHPにて求人ページを用意し、求職者のエントリーを募る方法です。
自店舗のHPがあり、かつWebデザインに関する知識のある人材がいる、または制作会社に外注できることが前提条件となります。
なお『アドサーチ』では風俗店のホームページ制作を専門とする業者もご紹介可能です。
基本的に多くの風俗店ホームページは集客がメインの構造となっており、求人ページが用意されていない店舗も少なくありません。
求人ページを用意することで、自店舗のサービスやコンセプトをしっかり理解した上で応募する女性のエントリーが期待できます。
ただし、HPの状況次第では求職者の目に留まりにくい点がデメリットです。具体的には、HPのSEO評価となります。
試しに自店舗の「商圏エリア×業種」(“渋谷 デリヘル”など)でGoogle検索してみましょう。自店舗のページが検索結果上位に表示された場合、求人ページを用意することでエントリーが期待できます。
このように上位表示されるページはSEO対策が行われているためです。自店舗のページが上位表示されなかった場合、求職者ページをリリースしても求職者の目に留まりにくいと言えます。
SNSを活用した採用活動は、費用を抑えつつ求人を行いたい方におすすめです。
ただし投稿内容によっては各SNSの利用規約に抵触するケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
また、どのようにすればユーザーの目に留まりやすいか投稿内容を考える必要があります。
単純に数を多く投稿すればエントリーが増えるというものでもないため、運用は中長期的となるのが一般的です。
こちらでは、引き抜きのターゲットになりやすい女性を3つのタイプに分類して解説します。自店舗に以下のようなタイプの女性がいる場合は、後述する対策を行いましょう。
働く意欲はあるものの稼げていない女性は、自身がより稼げる環境に対して好意的です。条件次第では引き抜きに応じる見込みがあり、狙われやすいタイプと言えます。
客観的に「稼げてなさそう」と判断されるのは、出勤率は高い一方でいつも予約の空きが目立つ女性が挙げられます。
お金の問題に限らず、自身の待遇や環境に不満を抱えている女性も引き抜きに応じる見込みがあり、狙われやすいタイプです。
以下のような言動がある女性は客観的に「今のお店に不満を感じている」と判断されやすく、店舗利用時に限らずSNSを通じて話を持ちかけられるケースがあります。
一般的に新人女性は、お局と比べて店舗スタッフとの信頼関係がまだ浅い傾向です。比較的チクられるリスクが低いため、引き抜きの話を持ちかけられやすいと言えます。
また業界未経験で入った女性が標的となる場合も。
未経験者は、そもそも引き抜きがタブーであったり、自身もトラブルに巻き込まれるリスクがあったりする点を理解していないケースがあります。
純粋に好条件の求人に釣られてしまい、引き抜きに応じてしまう女性もいるため狙われやすいのです。
女の子から“客層”に関する相談を受けたことはありませんか?風俗店の経営において、顧客管理の難しさに頭を抱えている方も少なくありません。
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風俗の引き抜きはNGであるものの、誰もがそのルールを守るとは限りません。自店舗の大切な女の子を他店に奪われないよう、引き抜きの対策にも目を向けましょう。
女性一人ひとりがもっと稼げる環境を整えることは、引き抜き防止に役立ちます。
多くの場合、風俗で働く女性の目的は「高収入」です。「思っていたより稼げない」と感じていた矢先、他店から条件の良いお誘いがあれば話に乗ってしまう女性もいるでしょう。
仮に環境や集客力が同等の風俗店が2つあり、A店がバック率40%であるのに対し、B店が50%だとしたら女性は後者を選びます。
バック率を引き上げるのが難しい場合、1本でも多く指名を獲得できる営業方法を教えたり、接客の質向上を目的とした講習を行ったりするのも手です。
また短期間で効果を得られやすい対策として、女性のプロフィールを自店舗ホームページの目立つ箇所や外部広告サイトに掲載するという手法もあります。
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▼集客・営業に強い風俗ポータルサイトの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。
▼デリヘルタウンの費用対効果や反響の出し方・おすすめの掲載エリアは下記の記事で詳しくご紹介しています。
女の子たちの「職場に対する不満」を作らないために、待遇に関する評価は公平に行いましょう。
女性は贔屓をはじめ人間関係に敏感です。待遇や日頃の接し方ひとつで「このお店は公平な評価がされていない」と感じてしまう場合もあります。
フリー指名の回し方やシフト・バック率・待機方法といった待遇面の評価に差がある場合、それが不満として積み重なっていくでしょう。
そんな折に他店から引き抜きの話を持ちかけられた暁には、報告するどころか喜んで応じてしまう女性もいるかもしれません。
女性一人ひとりの実力を、出勤日数や指名獲得数・リピート率・アンケート満足度といった客観的な指標で公平に評価することを心がけましょう。
女の子と信頼関係を築く上で、コミュニケーションは欠かせません。
他店のスタッフから引き抜きの話を持ちかけられた際に報告してくれるような信頼関係を得るために、日頃から女性一人ひとりと向き合う時間を設けましょう。
何も問題なく働いているように感じられる女の子も、実は相談したいと感じている悩みを一人で抱えているかもしれません。悩みが積み重なって不満へと変わった女の子は、やがて店舗に不信感を持つようになります。
もちろん在籍数が増えるほど一人ひとりの女性に平等に接するのは困難です。
忙しくて女の子たちのメンタルケアに割ける時間がない場合は、日頃の業務に無駄なフローが生じていないか、効率化できる点がないか洗い出してみましょう。
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女性は必ずしも「稼げることが最優先」とは限りません。彼女たちを大切にしていることを行動で示すことで、信用を勝ち取れるようになります。
今の店舗を「働きやすい」「居心地が良い」「大切にしてくれている」と感じてもらえれば、引き抜き話に応じる可能性も低くなるでしょう。
アクションの具体例としては、以下のような事柄が挙げられます。
▼風俗店の女性定着率を上げる施策は以下の記事で詳しく紹介しています。
風俗の引き抜き行為は以下の理由からNGであり、他店にどれほど魅力的な女性が在籍しても実行してはなりません。
女性を集める際は、求人広告の掲載や自店舗HP・SNSの活用といったクリーンな方法をおすすめします。
また自店舗が引き抜きの被害に遭わないために、日頃から以下のような取り組みを心掛けましょう。
万が一女の子が引き抜きの話を持ちかけられたとしても、自らの意思で断り報告してくれるような信頼関係を築くことができればベストです。
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