これから風俗店を出店するうえで、従業員の雇用を考えていませんか?
お店を切り盛りしてくれる従業員を雇えば仕事の負担が減り、経営の仕事に専念できるようになります。
また、従業員を育成すれば将来的に新店舗を展開した経営も可能です。
ですが、風俗店の従業員を雇うメリットや注意点を知らない、もしくは懸念があって募集をためらっている方も少なくありません。
そこでこの記事では、風俗店で従業員を雇用すべき理由や雇用時の注意点、人件費の目安などについて詳しく解説します。
この記事を読めば従業員の雇用に関する必要な情報を習得でき、店舗経営の一助になるはずです。
これから従業員の募集を検討している方は、ぜひ最後まで読んでください!
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求人募集にも役立つツールもご案内できますので、お気軽にご相談ください。
ここでは、風俗店経営において従業員が必要な理由を解説します。
従業員を雇用すべき3つの理由を1つずつ見ていきましょう。
従業員を雇用すべき1つ目の理由は、裏方仕事のタスクが大量にあるから。
小規模の店舗であれば経営者1人でも問題ありませんが、中規模以上の店舗となると経営者1人ですべての裏方仕事を担うのは難しいです。
裏方仕事のタスクは主に以下の通り。
上記を見て分かるように、裏方仕事のタスクは非常に多いです。
繁忙期になれば電話対応や顧客対応、会計、送迎などの作業量がさらに増加します。
そう考えると、到底一人では回しきれなくなってきます。
実際のところ裏方仕事を担う従業員をただ雇うのではなく、小規模店でも複数の従業員を雇って営業を回している店舗も存在します。
もし効率化を図りたいのであれば、従業員の雇用を検討してみてはいかがでしょうか?
▼次の記事では、風俗内勤スタッフの役割や女性を採用するメリットをご紹介しております。
『アドサーチ』では、豊富なアクティブユーザーを有する風俗内勤スタッフ向け求人ポータルサイトもご案内可能です。有名どころでは、『FENIX JOB』や『メンズバニラ』など。求人に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
2つ目の理由は、人的リソースを増やすことで店舗規模を拡大できること。
女性キャストを増やせば男性客の対応数が増え、売り上げもさらに伸びるでしょう。
ただ、売上の増加に伴って裏方仕事の作業量も増えてしまいます。
ここで、従業員を雇用する価値がぐっと高まるというわけです。
従業員を雇えば対応できる裏方仕事のキャパシティが広がり、キャストの在籍数を増やせます。
店舗の規模によりますが、プレイルームを伴う店舗型風俗は現場の稼働人数を増やすことで、売上が上がりやすくなります。
さらなる事業拡大のため、多店舗経営を視野に入れると従業員の必要性はさらに高まります。
新店舗の店長候補として、従業員を中長期的に育成するのが効率的だからです。
育成が成功すればのれん分けした店舗の経営が容易になり、さらなる売上アップが見込めますよ。
▼風俗店をのれん分けするメリットとデメリットは以下の記事で詳しく解説しています。
3つ目の理由は、従業員の知識やスキルを活かした営業ができること。
雇用した従業員のスキルが、風俗店の仕事で役立つこともあります。
例えば、SNSの運用に詳しい人であれば、広告媒体以外での集客が可能になります。
▼次の記事では、風俗店のSNSを活用した効果的な集客方法をご紹介しております。
知識やスキルを活かすという意味では、元キャストの女性を従業員として雇用するのも手です。
キャスト経験のある女性を従業員として雇用するメリットは大きいです。
従業員を雇用すれば、経営者が持ち合わせていない知識やスキルをフォローできるというメリットに繋がります。
経営を成功させるうえで、従業員の知識とスキルを活用することも大事な能力です。
『アドサーチ』では風俗求人広告媒体を多数取り扱っています。内勤スタッフの募集を考えている経営者は、ぜひお気軽にご相談ください。ニーズに合わせてご提案させていただきます。
店舗の状況に合った求人媒体を用いれば、マッチングする人材を効率良く採用でき、質の良い内勤スタッフを揃えられるでしょう。
風俗店の従業員を雇用するには、「従業員名簿(正式名称は従業者名簿)」の作成が求められます。
従業員名簿とは、企業や店舗で働く従業員の詳細を記した書類です。
風営法(風俗営業取締法)により、以下の業態は従業員名簿を作成して店舗に設置しなければなりません。
もし従業員名簿の設置義務を怠った場合、風営法違反で罰金や営業停止命令などの処分が下されます。
ここからは、従業員名簿について詳しく解説していきます。
以下の情報は、従業員の雇用を考えている経営者にとって重要なものばかり。
ぜひ最後まで読んでみてください!
従業員名簿の作成・設置は風営法で義務づけられています。
風俗店を開業する際は様々な書類を作成することになります。
その中でも、従業員名簿は今後の経営を左右するほど重要な書類です。
この従業員名簿の作成には2点の条件があります。
上記2点の条件を守らなかったり、警察などに従業員名簿を提示できなかったりした場合、従業員名簿の設置義務違反になる恐れがあります。
設置義務違反の罰則は以下の通りになります。
これらの罰則が示す通り、従業員名簿が風俗経営者にとって重要な書類であることが分かります。
従業員を雇用する際は、従業員名簿を忘れないようにしましょう。
従業員名簿は、風俗店の経営者や従業員だけでなくキャストの記載も必要です。
風営法では、雇用契約の従業員や業務委託契約のキャストを含む「従業者」が対象として定められているからです。
キャストが使う「源氏名」は、従業員名簿上では偽名とみなされてしまいます。
ですから、正しい名前をしっかり記載しているかどうか、身分証と照らし合わせながら確認しましょう。
風営法上の従業員名簿の注意点は、店舗で働く人が各自で記載を行うことです。
基本的な個人情報(氏名、性別、住所、生年月日など)に加え、採用された年月日(辞めた場合は退職年月日)、担当の業務内容などを記載してもらいます。
記載項目は以下の通りです。
最初に注意してほしい点は、「生年月日」の項目。
風俗は性的なサービスを提供する仕事で、高収入を得られることで知られています。
お金欲しさのため、18歳未満の女性が年齢を偽って面接に訪れることもあります。
そこで、キャストに対しては顔写真付きの身分証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)と住民票のコピーを提示してもらいましょう。
風俗店で働くには、身分証だけでなく本籍入りの住民票のコピーも必須です。
・運転免許証・マイナンバーカードの場合:住民票のコピーも併せて提出
・パスポートの場合:住民票のコピーは提出不要
※パスポートには本籍が記載されているため。
従業員名簿と一緒に身分証などのコピーも保管しておけば、例え警察に確認を求められても心配はありません。
次に注意すべき点は、「従事する業務の内容」の項目。
この項目は、各従業員が担当する業務内容を書いてもらうところです。
ただ、嘘の内容を記載すると、風営法違反で摘発されてしまうこともあります。
数ある項目の中でも、業務内容に関する項目は警察が注意深く確認しています。
正しい業務内容を書くよう、従業員やキャストにしっかり伝えておきましょう。
そのほか、従業員やキャストが経歴を詐称するケースも考えられますので、事実確認は怠らないようにしてください。
風俗店の従業員を雇用するにあたって、1名につき「ランニングコスト(人件費)」が発生します。
これから従業員の雇用を考えている方は、従業員1人にかかる費用を事前に知っておく必要があるため、この項目で詳しく解説します。
店舗の状況によりますが、従業員1人の「イニシャルコスト(初期費用)」は20万円弱が目安です。
以下、従業員1名のイニシャルコストの内訳です。
デスク | 20,000円~ |
チェア | 5,000円~ |
パソコン | 150,000円~ |
求人広告費 | 10,000円~ |
合計 | 185,000円~ |
従業員1名を雇用するには、少なくとも18万円以上かかることを念頭に置いておいてください。
費用を抑えたい経営者もいらっしゃると思います。
ある程度妥協すれば経済的負担を低く抑えられるでしょう。
その中でも、求人広告費はコスト削減が見込めます。
媒体によって費用は異なりますが、条件次第では低予算、もしくは無料で掲載できるところもあるからです。
『アドサーチ』では、店舗の状況に合わせた求人広告のご提案が可能です。低予算でのご相談も承っておりますので、求人広告でお悩みの方はご気軽にお問い合わせください。
1名の従業員にかかるランニングコストは支給額の約1.5倍~3倍と言われています。
風俗店の男性内勤スタッフの給料相場は「月給25万~35万円」。
残業をすれば残業代が別途加わります。
さらに社会保険料や交通費、福利厚生、住宅手当、健康診断などの費用も発生します。
1名の従業員を月給25万円で採用するとなった場合、約1.5倍~3倍の法則で考えると、50万円前後で雇用できることになります。
店舗で長く働いてほしいという願いを叶えるためにも、ランニングコストに気を配る必要があります。
▼次の記事では、風俗店の男性内勤スタッフの人件費や内訳などをご紹介しております。
ここからは、従業員を募集する3つの方法をご紹介します。主な方法は以下の通りです。
上記3点の特徴やメリットを細かく解説していきます。
求人募集の参考になりますのでぜひ最後まで読んでみてください。
1つ目の求人広告サイトは、風俗業界でよく活用されている方法です。
店舗の求人情報をサイトに掲載することで、多数の応募が見込めます。
出稿のコストが多少かかりますが、採用までの時間が早いため、優秀な従業員を採用しやすくなります。
もうひとつのメリットは、求人広告サイト側が運用してくれること。
Webの専門知識を持つスタッフにお任せできるほか、より効果的な求人広告を出してくれることもあります。
風俗店の従業員を募集したい方は、以下の求人広告サイトがおすすめです。
各媒体の詳細を解説していますので、併せて確認してみてください。
『FENIX JOB』は、風俗業界で働きたい男性を募集する求人広告サイトです。
全国各地の男性求人を掲載し、デリヘルの送迎ドライバーや店長・幹部候補、webデザイナー、事務業務など、多種多様な業種や職種を募集できます。
プランに関係なく、PV数が多い店舗は検索結果一覧の上位に表示されます。
無料の「シルバープラン」でもPV数が多ければ上位に表示され、反響を期待できます。
そのほか、風俗業界で働くスタッフのインタビュー記事が読める「VOICE」や求人広告の作成など、オプションも充実しています。
詳しくは以下のURLをチェックしてみてください!
媒体名 | FENIX JOB |
掲載料金 | 0円~ |
URL | https://adsch.net/detail/?m=1508 |
『メンズバニラ』は、”高収入”の求人を多く掲載している男性向け求人広告サイト。
宣伝カーやテーマソングでおなじみ『バニラ』系列のサイトということもあり、知名度は高いです。
風俗やキャバクラ、エステ、クラブなどの職種に加え、送迎ドライバーや事務・経理スタッフ、Webデザイナーなどの専門スタッフの募集も可能です。
有料プランは検索結果一覧で10回まで上位表示できるほか、画像制作や先輩インタビューなどといった特典オプションを利用できます。
無料のプランで掲載もできますが、その場合の掲載順位は下段~最下段。
また、一部の特典オプションは利用できません。
メンズバニラについて詳しく知りたい方は、以下のURLをチェックしてみてください。
媒体名 | メンズバニラ |
掲載料金 | 0円~ |
URL | https://adsch.net/detail/?m=1537 |
『野郎WORK』は、男性向けの高収入求人を掲載するサイトです。
性風俗に限らず、ナイトレジャーや建築・土木、サービスワーク、オフィスワークなどの仕事情報を掲載しているのが特徴。
プランは「プラチナプラン」(60,500円/月)、「ゴールドプラン」(26,400円/月)、「シルバープラン」(13,200円/月)の3種類となります。
そのほかにもエリアキャンペーンや業種キャンペーンなどオトクな特典が満載。
無料での掲載はできませんが、メリットだらけのキャンペーンを利用できるので相談してみる価値は十分あります。
気になる方は以下のURLをチェックしてみてください。
媒体名 | 野郎WORK |
掲載料金 | 13,200円~ |
URL | https://adsch.net/detail/?m=608 |
2つ目の方法は、店舗のオフィシャルサイトやSNSで求人を出してみること。
それぞれのメリット・デメリットは以下の表をご覧ください。
オフィシャルサイトのメリット | オフィシャルサイトのデメリット |
・HPの運用コストだけで求人を出せる ・求職者に店舗の雰囲気やサービス内容を知ってもらえる ・入社前と入社後のギャップが生じにくくなる |
・SEO対策を徹底しないと、求職者の目に留まりにくい ・専門的な知識が必要になる |
SNSのメリット | SNSのデメリット |
・SNSの運用コストだけで求人を出せる ・コメントやDMで求職者とコミュニケーションを取れる ・写真や動画で店舗やキャストの雰囲気がわかる ・求職者のパーソナリティが見えやすい |
・性的コンテンツを含むメディアの投稿を禁止しているSNSも ・投稿の頻度が少なすぎると、求職者の応募を逃すことに |
求人広告媒体は多くの応募が期待できる半面、反響が芳しくなかった場合は高額なプラン料金がネックになることも。
オフィシャルサイトとSNSは求人広告媒体ほどの反響は見込めませんが、コストを少しでも抑えたい方におすすめの手法です。
風俗インターネット広告サイトの『アドサーチ』では、風俗店のHP制作を専門とする業者をご紹介可能です。ご検討の際はお気軽にお問い合わせください。
3つ目の方法は、知人に声を掛ける/紹介してもらうこと。
「風俗業界で働きたい」「とある事情でお金を稼ぎたい」と思っている知人が近くにいたら、思い切って自店にスカウトしてみてはいかがでしょうか?
もしくは、人づてで風俗の仕事に興味のある人を紹介してもらうのも手です。
広告の出稿やHP・SNSの運用にコストをかけたくないなら、人脈を駆使するしかありません。
求人広告とオフィシャルサイト・SNSよりもさらに地道な方法ですが、コストをかけずに済みます。
従業員を雇用することで、以下のようなメリットが得られます。
風俗店の仕事は多岐にわたり、中規模以上の場合は経営者1人ですべてを賄うのは難しいです。
そこで役立つのが従業員という仲間を見つけること。
従業員の雇用や維持はコストがかかりますが、作業効率の向上や店舗規模の拡大が実現します。
もちろんキャストの在籍数を増やすことが大事ですが、従業員を雇うことで得られるメリットも多いです。
最後に注意してほしいのは、従業員名簿の作成・設置。
これを怠ると風俗店の経営が難しくなる恐れがあるからです。
将来のことを踏まえて、従業員の雇用をぜひ検討してみてください。
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