デリヘル店をチェックすれば、多くのお店が常に何らかのイベントやキャンペーンを開催しています。
慣例的に深く考えず実施している方や、イベント企画に困っているという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではイベントを実施することのメリットを改めて確認し、イベント作りのヒントや事例、イベントを開催している広告媒体までご紹介しています。ぜひデリヘル運営にお役立てください。
イベントの意義と企画のコツをしっかり理解すれば、集客の加速が期待できます。また、『アドサーチ』では独自でイベントを開催している広告媒体も多数取り扱っているため、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
そもそもデリヘル業界ではなぜイベントを積極的におこなっているのか。実施した先にどのような効果が期待できるのか。
まずはこの点をしっかりと確認していきましょう。
自身のお店を知ってもらうきっかけ作りは重要です。
例え老舗であってもユーザーの全てがリピーターというわけではありませんから、新規ユーザーを意識したイベントは常に考えておく必要があるでしょう。
イベントはユーザーの目に留まりやすくなりり、お店利用の大きな動機となります。
新規ユーザーの中には将来のリピーターも含まれますから、短期的な売上だけでなく、中長期的な売上増加に繋げることも目的です。
また実客の増加に比例して課題となるのが顧客管理です。精緻な顧客管理の体制作りはデリヘル経営の要とも言えます。
新規・リピーターを問わず、単純に直近の売上確保を目的に実施するケースもあります。
多少、利益率が下がったとしても利用者数が喉から手が出るほど欲しいというお店も多いはずです。
またデリヘルに限らずですが、購買意欲と季節は密接な関係があります。
うまくイベントを企画すればユーザーの懐が暖かい時期に大きく売上を伸ばしたり、売上が落ちる時期をカバーしたりと、お店の経営に大きなリターンをもたらすでしょう。
▼集客・営業に強い風俗ポータルサイトは下記の記事で詳しく紹介しています。
ちなみに風俗業界の繁閑時期は下記の通りです。
繁忙期 | 1月・5月・8月・12月 |
閑散期 | 2月・6月・9月 |
大型連休やボーナスのタイミングに当たる月は稼ぎ時です。逆にそれらの行事が終わった後の月は財布の紐が絞られ閑散期となります。
閑散期を乗り越えるために、イベントは特に重要度が高まると言えるでしょう。
ちなみに夏のボーナスについては公務員が6月末頃、会社員は7月中旬が一般的なため、7月から忙しくなり始めるお店もあります。
なお『アドサーチ』では、風俗広告の掲載先となるさまざまなポータルサイトをご紹介しています。年間を通して男性のアクティブユーザーが多い媒体もご紹介可能なので、広告にお悩みの方、閑散期の集客にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
▼風俗の繁忙期対策は下記の記事で詳しく解説しています。
既に経営が軌道に乗っていて、比較的余裕のある店舗が対象になってしまいますが、イベントはチャレンジの場としても有効です。
ユーザーにはどのようなサービスが「ウケる」のか、どんなジャンルやオプションのニーズが高いのか、といったことを調査するのにイベントを役立てるのもいいでしょう。
イベントは短期的な開催のため、例え失敗したとしても損失が少なく済みますし、「いつも通り」に戻すことですぐにカバーすることも可能です。
例えば2号店や姉妹店を構想している際は、お試しでそのお店のコンセプトをイベントとして実施して感触を確かめられます。
▼次の記事では、自社の風俗店をのれん分けするメリットとデメリットについて解説しています。
また、複数のイベントを開催して最も反響が良かったコンセプトを他店開業する際の参考にするのも良いでしょう。
いきなりゼロから新規ジャンルや新サービスを引っ提げて開業するよりも、リスクを抑えられるのではないでしょうか。
▼デリヘルの正しい集客方法は下記の記事で詳しく解説しています。
イベントは思いつきをただ形にするだけでは反響がうまく出ないことも。まずはイベントの骨子をしっかりと定めて、狙っている層へアプローチすることが大切です。
下記にイベントを企画する際に押さえておきたい5つのポイントをまとめました。
イベントの大枠を定めます。
定期的に開催したいイベントなのか、何らかの記念・キャンペーンに属する単発系のものなのか、開催時期はいつなのか、どのようなサービスを展開するのか、といった大枠です。
イベントを企画する際のベースや性質でもあります。
コンセプトと絡めて考える項目ですが、新規ユーザー向けなのか、リピーター向けなのか、メルマガ登録者向けなのか、といったように届けたい相手を設定します。
ターゲットによって反響の大きさや利用が見込める数・質、売上なども変わってきますので、よく考えて決めましょう。
ターゲット | メリット | デメリット |
新規 | ・リーチできる母数が多い
・リピーターの増加を図れる |
・反響が読みづらい
・割引時だけの単発利用で終わる可能性も |
リピーター | ・新規より反響が読みやすい
・利用歴があり再利用を促せる |
・定例イベントの場合は訴求力が低下する |
メルマガ・限定会員 | ・母数が判明しているため、リピーター以上に反響を予想しやすい
・継続利用を促すための強いアピールになる |
・熱心なユーザーのため、満足感の高いイベントにする必要がある |
▼風俗店のメルマガを活用した集客のコツは下記の記事で詳しく解説しています。
ターゲットを定めることにより、告知方法や力を入れる場所が変わってきます。
オープンなイベントであればホームページやポータルサイトへの情報掲載が必須です。
逆に利用者を限定するクローズドなイベントであれば、メルマガやSMS・SNS等へのメッセージ作成業務が発生します。
イベントの告知や進捗については、可能な限り最新の情報を継続的に発信することが大切です。
ユーザーが利用しようとした際、「イベントを目当てに問い合わせたのに、情報更新が滞っていて既に終わっていた」という事態は避けましょう。
せっかく利用の検討まで進んでくれていたのにネガティブな気持ちとなり、今後一切利用してくれなくなる可能性もあります。
『アドサーチ』で取り扱っておりますサービスの中には、簡単な操作で複数のサイトに最新の情報を一括更新できるツールもあります。外部サイトの更新作業を煩雑に感じている方や、風俗店経営における業務効率化を図りたい方はぜひお問い合わせください!
何らかの取り組みをした際に目標やゴールを設定することは非常に重要です。
実施するイベントにおいて「何を」「どれだけ」達成するのかを設定しておきましょう。
基準を決めておかなければ、イベント終了後に成功だったのか、失敗だったのか、想定よりも良かったのか、悪かったのか、といった判断がつきません。判断する材料があれば、「次回はどう取り組んだら良いか」に繋がっていきます。
具体的には「売上」「コール数」「会員数」といった項目において、目標とする数値を決めるのが分かりやすいのではないでしょうか。
また、目標とする数値が読めない場合は一旦の仮の数値でも構いませんし、予想が外れても構いません。
もちろん大幅な赤字になるようなイベントは、そもそも企画段階から見直す必要がありますが、最も重要なのは判断するための基準を作ることです。
目標・ゴールの設定と絡めて考えることになりますが、金額の動きが普段と変わり損益分岐点(損失・利益ともに生じていない地点)が上昇しますので、必ずシミュレーションをしましょう。
割引をする場合は、当然ながら普段よりも1ユーザーあたりの収入が減ります。普段以上にユーザーに利用されなければ割り引いた分を回収できません。
(※割引分をキャストではなくお店側、または折版で負担する場合)
開催する期間を考慮して、いつもより何人多く対応すればより利益が大きくなるのかを確認しておきましょう。
また直接的な割引をしないイベントでも注意が必要です。例えば季節に合わせてキャストにコスプレしてもらう場合は、衣装代というコストがかかります。
その衣装代を全て回収するためには、やはりいつも以上の利用が必要になりますよね。
イベント開催における大まかな計算式は次の通りです。
①普段の利益計算(イベント期間と同等の日数分)
普段のコース料金 - キャストの取り分 = 普段の客単価利益
普段の客単価利益 × 普段の1日あたりの平均利用人数 × イベント開催期間と同じ日数 = イベント”非”開催期間中に出せる利益
②イベント期間中の利益計算
普段のコース料金 - 割引金額 = イベント時の売上
イベント時の売上 - キャストの取り分 = イベント時の客単価利益
イベント時の客単価利益 × 【X】(必要な利用人数) × イベント開催期間 = イベント開催期間に出せる利益
③普段とイベント期間の比較
イベント”非”開催期間中に出せる利益 < イベント開催期間に出せる利益 となるように【X】の値を計算する
※【X】は普段の利用人数よりも大きくなりますが、その分、回転率を上げるために、女の子の出勤がいつも以上に必要になる場合がある点に注意
またオープニングイベントやユーザーへの還元、宣伝など金額以外を主目的にする場合は、普段よりも利益が低下するのを前提とすることもあります。
『アドサーチ』では、掲載費が安価・無料のプランが用意されている広告媒体もご紹介可能です。費用対効果の高い広告をお探しの方、まずは無料プランで反響を確認してから検討したいという方も、お気軽にご相談ください。
▼無料掲載できる広告サイトは以下の記事で詳しく紹介しています。
イベントの中身と共に、イベントの名称も重要です。
例えばお知らせの文章やバナー等で「クリスマスイベント」と紹介されただけでは、どのようなイベントなのかが分かりません。
割引があるのか、キャストがサンタのコスプレで接客してくれるのか。ユーザーにとってどのようなメリットがあるのか伝わらなければ、魅力を感じてくれません。
特に今はスマートフォンで大量の情報を素早く確認するため、目に留まる名称でなければすぐにスクロールで流されてしまいます。
「目を引くフレーズ」「内容が分かる情報」の2点を意識して盛り込むことが重要です。それを意識するだけで、イベント情報を見てくれる方がグンと増えますよ。
▼アダルト対応のAI「AIQoo(アイキュー)」を活用することで、アダルトワードを含んだイベント名の立案が可能なため、業務効率化が見込めます。ぜひチェックしてみてください。
▼アダルト要素は非対応ですが、手っ取り早く無料で企画立案の効率化をお考えの方は、以下の記事で対話型AI「ChatGPT」の効果的な活用方法をご紹介していますので、せひチェックしてみてください。
デリヘル業界では毎月、お店ごとに数々のイベントが開催されています。月替わりのものや季節のものなど、定期的なものだけでは飽きられてしまうかもしれません。
とは言っても何回も開催していると、何をフックにイベントを企画すればいいか思いつかなくなることもあるでしょう。
ここでは、デリヘルでよく開催されているイベントの一部やフックとなるような話題を掲載しています。
春 | ・入学、社会人応援
・新人キャンペーン ・制服コスプレ ・ゴールデンウイーク |
夏 | ・水着
・浴衣 ・七夕 ・お盆 |
秋 | ・ハロウィン
・運動会 ・読書の秋(イメージプレイ) |
冬 | ・クリスマス、サンタコスプレ
・お年玉、新春キャンペーン ・着物コスプレ ・バレンタイン(ホワイトデー) |
・毎月〇の日、〇曜日(例:3のつく日)
・ゴロ合わせ(例:6月9日で69の日)
・記念日、〇〇の日(例:11月2日はタイツの日)
・お店のオープニング、〇周年イベント
※雑学系のサイトをチェックすると想像以上にたくさんの記念日が確認できます。
ただし、あまりにもニッチな日の引用はユーザーを混乱させるため、お店のコンセプトや提供しているサービスに合った日を採用すると良いでしょう。
日本の記念日一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・天候や気候(例:雨の日割)
・会員登録、メルマガ登録で割引
・時間帯割引(例:モーニング・日中)
・カムバック割引(久しぶりの利用の方)
・新人割 など
イベントを利用した際の特典としては主に下記のようなサービスを提供します。
・コース料金の割引
・時間延長
・指名料や特定オプション、交通費等の無料
・利用可能なオプションの増加
・クーポン券発行
・ポイント制度でのポイントアップ
・お店を初めて利用の方の割引
・コスプレ衣装着用
・プレゼント(例:下着)
季節もののイベントは鉄板で、どんな層にも受け入れてもらいやすい内容です。ユーザー側もお祭り感覚で楽しんでくれる方も多いでしょう。
目新しさを求める場合は、お店のイメージやコンセプト、キャストの魅力を引き立てられるようなものを考えると普段の客層とマッチしやすいです。
もしイメージと少しズラしてギャップを狙う場合は、告知ページでその旨を明示しておくとユーザーにも意図が伝わりますよ。
ギャップを狙う一例ですが、「人妻店だけど学生服コスプレイベントを開催」した際には、「恥じらう奥様をお楽しみください」と、遊び方や魅力的な部分をお店からもプッシュするとユーザーがイメージしやすくなります。
イベントは認知の拡大や売上の確保を前提として企画するものです。
一部、実験的な取り組みやユーザーへの還元などもあるかと思いますが、何らかの形でお店にとって利益が出なければ意味がありません。
・ターゲットへ届かないイベントを開催して本来の顧客に違和感を抱かせる
・イベントを乱発して割引状態が恒常化する(意図的な定期開催のものは除く)
・開催や継続が困難なイベントを企画、あるいは公表内容と乖離したサービスを提供して顧客を裏切る
こういったことのないように気を付けましょう。あくまでも特別感を演出するために開催し、基本的にはお店の質で戦うのが大切です。
※ユーザーへの還元も広い意味では、継続利用を狙うための投資と見ることもできますので、長期的には利益を狙う行為とも言えます。
また、期間の定めなくキャンペーンを継続し続けることや、例えば1月を2月に名称変更だけして実態として常にキャンペーンをしている状態は法律違反となりますので注意しましょう。
景品表示法について確認しておくことをお忘れなく。
参考:「好評につき延長」を使いたい!景表法の問題が無いか弁護士が解説(森大輔法律事務所)
▼デリヘル店に適した広告の種類や必要性の判断基準は以下の記事で詳しく解説しています。
実際に「ヘブン」をもとに独自調査を行った結果、イベントを実施した店舗では大きな反響が見られたので、特に目立っていた店舗とイベントの事例を3つご紹介します。
業種問わず、イベント実施が風俗店舗の経営において重要であることを把握するために、デリヘルに限らず、ヘルス、風俗エステの店舗でも調査を行いました。
調査を行った愛知県のデリヘル店では、イベントを行った月とその前月を比較すると、サイトへのアクション(電話+ネット予約)数が約2000件増加していました。
実施していたイベントは、「デリヘル嬢が向かう際に履いていた下着を男性客にプレゼントする」というものであり、ただ遊ぶだけでなくプレゼントがあることは、風俗で遊ぶ男性客の心をぐっと掴み、反響を得られたことが考えられます。
東京の店舗型ヘルス店では、イベント実施期間はわずか2週間ほどだったにも関わらず、サイトへのアクション(電話+ネット予約)数がイベント前後で約400件増加していました。
実施していたイベントは、夏限定のイベントで「ビキニやスクール水着を着用した女の子にサービスをしてもらえる」というものでした。
調査した店舗はもともと学園系がコンセプトのため、通常は制服姿の女の子の普段は見れない水着姿が見れることは、新規客はもちろん、リピーターの獲得にも繋がったことでしょう。
東京都の風俗エステの店舗では、イベントを行った月とその前月を比較すると、サイトへのアクション(電話+ネット予約)数が約800件増加していました。
イベントの内容は、サービス時に「粘度の高いトロトロのオイルを使用し、マイクロビキニを着用した女性が性感マッサージを行う」というもので、調査した店舗では、元々は限定イベントであったが、高い反響が得られたことからレギュラーコースに変更したそうです。
継続して売上が見込めればレギューコースにすることで、安定した売上を確保することにも繋がります。
『アドサーチ』では広告ポータルだけでなく、事例でも使用されていたトロトロのオイルなどの備品/消耗品もご紹介可能ですので、お気軽にご相談ください。
店舗独自のイベントを企画することはもちろん大事ですが、集客でより反響を獲得するためには、媒体が開催しているイベントにエントリーするのも1つの手です。
本記事では風俗嬢参加型の大規模なイベントを開催している広告媒体を2つご紹介します。
駅ちかでは「乳揺れ選手権」や「写メ1グランプリ」など年間で多くのイベントを開催しています。
「乳揺れ選手権」は駅ちかで夏に開催される大型選手権企画。
女の子の”乳揺れ”動画に対するユーザーからの”いいむね”と”再生回数”の合計でNo.1を決定します。
「写メ1グランプリ」はイベント期間中、女の子マイページからイベント専用タグ「#駅ちか写メ1GP20~」を付けて投稿し、5つの加点項目の『総合点』が最も高かった女の子をグランプリとして表彰されます。
タグを付けた投稿はトレンドページの最上段に表示がされるため、トレンドページを訪れたユーザーの目に必ず留まるため、女の子の露出アップに繋がります。
「乳揺れ選手権」「写メ1グランプリ」どちらにおいても、過去、参加した女の子・店舗では大きな反響が出ているそうです。
風俗じゃぱんでは、「ミスじゃぱん総選挙」というイベントを開催しており、総選挙に参加中の女の子にユーザーが投票を行いナンバーワンを決める企画で、風俗じゃぱん史上最大規模のボリュームのイベントです。
「業種」「ジャンル」「エリア」ごとに部門が分かれており、それぞれの各部門ごとに表彰されます。
部門が多い分、表彰される可能性が上がるので、女の子の露出アップに大きく繋がりそうです。
イベントはしっかりと意図や目的を持ち、適切に告知すれば反響があります。反響があれば売上も伸び、新規ユーザーの獲得やリピーターを生み出すことも可能です。
中でも告知は重要です。当日ではなく、できれば前もって準備をして予めユーザーに知っておいてもらうと混乱が避けられ売上に繋がります。
適切にイベントを企画・運営し、経営安定に繋げていきましょう。
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