風俗店の男性内勤スタッフの人件費は50万円！？仕事内容と費用の内訳

 

風俗店で男性内勤スタッフを1名雇用する場合、50万円ほどの人件費がかかることをご存知でしょうか？

 

この記事では風俗店オーナーの方向けに、人件費50万円の内訳やスタッフの仕事内容を解説しています。

 

 

スタッフさんの仕事内容は店舗型・派遣型それぞれに分けてご紹介。業務内容に応じて「どんな人物が向いているのか」もまとめておりますので、ぜひご一読ください。

 

人件費を理解したうえで適切な男性内勤スタッフを採用できると、経営の圧迫を避けられ、お店の繁栄に繋げやすくなりますよ。

 

男性内勤スタッフの募集方法

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それぞれ特徴が異なる風俗店の種類

 

風俗店と言えば店舗型の「ソープ」や派遣型の「デリヘル」といった種類がありますよね。

 

まずは営業形態の特徴ごとに分類される風俗店、それぞれの特徴について見ていきましょう。

 

 

実店舗を持つ「店舗型」

 

実店舗を持ち、店内の個室で接客する業態の風俗を「店舗型」と言います。

 

風営法における分類は「店舗型性風俗特殊営業」であり、営業時間の制限があるため深夜から早朝にかけての営業ができません。

 

店舗型の風俗は以下のような「ソープ」や「箱ヘル」が該当します。

 

ソープ（ソープランド）

 

浴槽のある店内の個室で接客を行う「ソープ（ソープランド）」。

 

風俗の王様と呼ばれており、女性による濃厚なサービスを提供するのが特徴です。

 

またソープの歴史は古く、かつて存在した「遊郭」がこの風俗業種の始まりだったとも言われています。風営法による規制があり、新規出店に関する難易度が高い業種です。

 

▼次の記事では、新規出店が困難なソープランドの開業方法を解説しています。

新規出店が困難なソープランドの開業方法ｌ資金相場・成功に導く3つのコツ

 

 

箱ヘル（ファッションヘルス）

 

「箱ヘル（ファッションヘルス）」は、キスや手コキ、フェラ、素股などの性的サービスを提供する風俗業種です。

 

本番行為はなく、ソフトなサービスを基本としています。

 

仕事終わりや飲み会帰りにフラッと訪れるお客さんが多く、より気軽にヘルスプレイを楽しみたい層からも親しまれています。

 

 

実店舗を持たない「派遣型」

 

実店舗を持たず、ホテルやレンタルルーム、お客さんの自宅でサービスを提供する風俗店は「派遣型」と呼ばれます。

 

風営法における分類は「無店舗型性風俗特殊営業」となり、営業時間の制限がないため深夜～早朝にかけての営業も認められています。

 

派遣型の風俗は以下のような「デリヘル」や「ホテヘル」が該当します。

 

デリヘル（デリバリーヘルス）

 

「デリヘル（デリバリーヘルス）」で提供するサービスは箱ヘルと同じですが、異なる点はお客さんのもとに女性キャストを派遣するということ。

 

派遣先はホテルやレンタルルーム、お客さんの自宅で、ドライバーがキャストを送迎します。

 

また、デリヘル（デリバリーヘルス）はヘルスの中でもお店の数が多く、風俗業種の花形とも言われています。

 

▼デリヘルの開業に必要な最低資金や費用内訳の目安は以下の記事で詳しく解説しています。

デリヘルの開業に必要な最低資金は100万！？開業資金の内訳・資金調達方法・安くするコツを解説！

 

ホテヘル（ホテルヘルス）

 

ホテル街にある「ホテヘル（ホテルヘルス）」は、お客さんが受付を行うための店舗（受付所）を持つのが特徴。

 

女性キャストとお客さんが受付所の周辺で落ち合い、一緒にホテルまで向かう「待ち合わせ」のサービスに対応しているお店も少なくありません。

 

提供するサービス内容は箱ヘル・デリヘルと同様、ヘルスプレイです。

 

また、ホテヘルの受付所は風営法において店舗と見なされるため、深夜～早朝にかけての営業が認められていません。

 

そのため午前～夜まではホテヘルとして営業し、深夜以降はデリヘルとして営業しているお店も存在します。

 

▼次の記事では、ホテヘル経営に関する3つの優位性についてご紹介しております。

3つの優位性があるホテヘル経営ｌ開業の流れ・経営失敗を防ぐポイント

 

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風俗店の男性内勤スタッフの仕事内容

 

こちらでは男性内勤スタッフの主な仕事内容について解説します。

 

店舗型と派遣型、また業態を問わず共通の仕事内容の3種に分けてご説明しますので、それぞれの違いも理解しておきましょう。

 

 

店舗型風俗の主な仕事内容

 

各店舗によって男性内勤スタッフの具体的な仕事内容は差があるものの、基本的には実店舗経営における裏方仕事がメインとなります。

 

以下は、店長や幹部候補を除いた一般的な風俗店内勤スタッフの主な仕事内容です。

 

 

受付ではただ予約を承るだけでなく、お客さんやキャストの要望に応えることが重要。

 

お客さんの希望の女の子やコース、オプションなどをマッチングさせたり、出勤状況に合わせて対応できるキャストを選んだりすることも大切な役割です。

 

そして実客の増加に比例して課題となるのが顧客管理です。精緻な顧客管理の体制作りはデリヘル経営の要とも言えます。

 

▼デリヘルの顧客管理が経営に与える影響やおすすめのCRMはこちらで詳しく解説しています。

デリヘルの顧客管理が経営に与える影響・効率的な管理方法とおすすめCRM

 

また、備品の補充や店内の清掃も欠かせません。仮にオプションで必要な道具が不足していたりルームが不潔だったりすると、お客さんおよびキャスト双方の不満に繋がります。

 

清掃業務に関してはルームや待機所だけでなく、衣装の洗濯やオプション道具の消毒といった衛生管理も徹底しなければなりません。

 

 

派遣型風俗の主な仕事内容

 

店舗清掃やオプション道具以外の備品発注といった業務が発生しない派遣型。

 

しかし、女性キャストをお客さんのもとへ送り届ける必要があるため、以下のような業務を内勤スタッフに担当してもらうのが一般的です。

 

 

基本的に対面での受付業務はありませんが、電話対応では店舗型風俗と同様にお客さんの要望をマッチングさせることが重要。

 

また、ホテルや自宅など派遣先へ女性キャストを送り届けた後、お客さんをチェックする役割もあります。

 

万が一、お客さんとキャストの間にトラブルが起きた場合、お店のスタッフとして対応するのも内勤スタッフの大事な仕事です。

 

キャストがサービスを提供し終えたら、料金を受け取り待機所へ送り届けます。

 

 

業態を問わず共通の仕事内容

 

実店舗の有無に関係なく生じる仕事内容もあります。以下は業態を問わず共通となる男性内勤スタッフの主な仕事内容の例です。

 

 

女性キャストの管理も重要な業務。シフトの調整やメンタルケアなど、一定のマネージメント能力が求められます。

 

時には悩み相談に乗り、キャストの不安や不満を解消に導くことも。

 

また、お店を繁盛させるためのプロモーション業務も欠かせません。

 

▼集客・営業に強い風俗ポータルサイトは以下の記事で詳しく紹介しています。

集客・営業に強い風俗ポータルサイト10選｜掲載メリット・失敗しない選び方も解説！

 

しっかり宣伝を行い、HPの割引情報やキャストの情報を最新に保つことで、集客力にも良い影響を与えられるでしょう。

 

なお『アドサーチ』では、更新したWebの情報を外部広告サイトに同期できるCMSも取り扱っております。その他、業務支援サービスや風俗店のホームページを専門とする制作会社のご紹介も可能です。

 

 

 

風俗店の男性内勤スタッフ雇用にかかる人件費

 

正社員を1名雇用すると、支払うお給料の1.5倍から3倍ほどの費用がかかると言われている人件費。

 

実際に男性内勤スタッフを月給25万円で採用すると仮定した場合、50万円ほどあれば雇用できるようです。

 

ここからは、風俗店の男性内勤スタッフの人件費の内訳を解説していきます。雇用を考えている方は参考にしてみてください。

 

 

男性スタッフを雇う際の初期費用

 

初期費用と言っても内訳はさまざま。以下は、風俗店で男性内勤スタッフを1名雇用する際の初期費用の例です。

 

求人広告費	10,000円～
デスク	20,000円～
チェア	5,000円～
PC	150,000円～
合計	185,000円～

 

まずは求人広告に求人を掲載するところからスタート。媒体によって費用は異なり、条件次第では無料で掲載できるものもあります。ここで費用を抑えるのも賢いですね。

 

なお『アドサーチでは、店舗の状況に合わせた求人広告のご提案も可能です。低予算でのご相談も承っておりますので、求人広告でお悩みの方はご気軽にお問い合わせください。

 

 

また、PCを使ってプロモーション業務を行うとなると、新しいデスクやPCなどを買い足さなければなりません。その他、デスク周りの備品準備も必要になってきます。

 

さらに、研修に力を入れる場合は資料代をはじめ仕事を教えるための教育費用がかかる場合も。

 

男性スタッフを1名雇用し受け入れ体制を整えるだけでも、「18万円以上」の初期費用がかかるでしょう。

 

▼風俗内勤スタッフとして女性を採用するメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

【経営者向け】風俗内勤スタッフの役割や女性を採用するメリット｜おすすめ求人媒体10選

 

 

男性スタッフの給料相場

 

風俗店の男性内勤スタッフの給料相場は「月給25万～35万円」ほど。加えて残業が発生すると、残業代の支払いが必須です。

 

割増率は状況によって変動しますが、労働時間が8時間を超えると、基本給を時給換算した1時間あたりの賃金より25％増しとなります。

 

例えば、月給25万円の正社員が月20時間残業した場合、残業代として3万7200円の支払いが必要です。

 

 

また、専属スタッフを雇う場合の給料の目安は以下の通りになります。

 

職種	月給の目安
Webスタッフ	月給25万～30万円
ドライバー	月給20万～30万円

 

仕事を分業させたい場合は、Webスタッフやドライバーなど専属スタッフを雇うのもひとつの手。こちらも残業代の考え方は、店舗スタッフと同じです。

 

 

保険料や福利厚生など給料以外の維持費

 

男性内勤スタッフを雇用すると、保険料をはじめとする維持費もかかってきます。

 

以下は、月額の社会保険料（月給25万円・40歳未満・東京の風俗店に勤める未婚の男性の場合）と福利厚生費の例です。

 

保険料の項目	目安の費用
労災保険料	750円
雇用保険料	1,500円
厚生年金保険料	23,790円
健康保険料	12,753円
合計	38,793円

福利厚生の項目	目安の費用
交通費	10,000円～20,000円
住宅手当	10,000円〜30,000円
住宅手当	5,000円〜15,000円
合計	25,000円～65,000円

 

基本的な社会保険は「労災保険」「雇用保険」「厚生年金」「健康保険」の4つ。また、40歳以上のスタッフを雇用する場合は「介護保険」の加入も必要です。

 

▼次の記事では、新規出店の風俗店で従業員が必要であるか否か解説しています。

新規の風俗店で従業員は必要？従業者名簿の書き方や人件費も解説

 

また、福利厚生を充実させようとすると、交通費はもちろんのこと住宅手当や健康診断などさまざまなランニングコストがかかってきます。

 

とは言っても、充実した福利厚生は自身のお店の魅力にもなりますので、できる限り導入したいところです。

 

条件によっても異なりますが、男性スタッフ1名における給料以外にかかる月間維持費は「7万円～」と考えておけば良いでしょう。

 

風俗店の男性内勤スタッフに必要な能力

 

 

時間や費用をかけて採用しても、仕事とミスマッチな人材では意味がありませんよね。

 

こちらでは風俗店の男性内勤スタッフに必要な能力を仕事ごとに挙げていますので、採用時の参考にしてみてください。

 

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電話応対テクニック

 

電話応対は視覚から入る情報がないため、声のトーンや大きさ、話すスピードがカギ。丁寧な言葉遣いだけでなく相手の立場になって考えられる思いやりも大切です。

 

また、お客さんの好みに合ったキャストを案内するのも、リピーターを増やすためには大切なこと。金銭的に余裕がありそうなお客さんであれば、オプションを勧める機転があるとより良いですね。

 

既存のお客さんからの電話であれば、「前回に引き続きありがとうございます」というような一言を添えるだけでも、高い満足度に繋がるでしょう。

 

 

女性キャストの送迎

 

派遣型の風俗店で発生するキャストの送迎。車の運転を担当するので、当然ながら運転免許が必須となります。

 

その他の資格は特に必要ないですが、安全運転ができる人物が向いていることは言うまでもありませんね。

 

お客さんの予約時間に間に合わせる必要があるため、周辺エリアの交通事情に詳しい方であれば、スムーズに対応できるでしょう。

 

また、お客さんとのトラブル対応もドライバーの仕事。キャストの安全を守ることも大切な役割です。

 

▼風俗の送迎車におすすめの車種は以下の記事で詳しく解説しています。

風俗の送迎車は「トールワゴン」がおすすめ！全5車種の燃費や特徴を徹底比較

 

 

女性キャストの管理

 

風俗業界では、さまざまな事情を抱えて働く女性が少なくありません。そのため、メンタルをはじめキャストが置かれている状況はさまざま。女性一人ひとりと向き合いそれぞれを知ることも必要です。

 

重要なのは、気持ちに寄り添うこと。どんなことがあっても威圧的にならず、親身になって悩みを聞いてあげられることも大切です。

 

とは言っても、踏み込みすぎるのは厳禁。適切な距離感で接するのが上手な方が向いているでしょう。

 

女の子から“客層”に関する相談を受けたことはありませんか？風俗店の経営において、顧客管理の難しさに頭を抱えている方も少なくありません。

 

『アドサーチ』では、22,000円から利用できる顧客管理システム／ツールも取り揃えております。優良なお客さんだけを付け回したいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

 

 

不満を解消できるとキャストの定着率アップにも寄与します。お店の繁栄のためにも、女性キャストのマネジメントは欠かせません。

 

 

WEBサイトの更新

 

WEBサイトは、お客さんを集めるための大切なツール。そのため、定期的に最新の情報に更新する仕事は欠かせません。

 

基本的にPCを触ることが苦手でなければ、専門的な知識はいりません。しかし、キャストの写真を更新をする際は、Photoshopでのレタッチ技術が必要な場合もあります。

 

また、サイトのデザイン変更やSEO対策を実施する際は、その分野の経験や知識がある男性スタッフが必須になってくるのでご留意ください。

 

▼次の記事では、風俗店のホームページ運用に適したCMSの選び方を解説しています。

風俗のCMSはWordPressだけじゃない！選び方とおすすめのCMS

 

▼現在の風俗SEO対策は以下の記事で詳しく解説しています。

風俗SEOを徹底解説！デリヘル店向けの対策・おすすめの業者7社

 

 

まとめ：風俗店を繁盛させるには能力のある男性スタッフの採用がカギ

 

さまざまな役割のある風俗店の男性内勤スタッフ。1名雇用するとなると最低でも毎月50万円ほどの人件費（維持費）が発生します。

 

 

また、店舗型と無店舗型では仕事内容は少々異なりますが、電話応対や女性キャストの管理、WEBサイトの更新業務は共通です。

 

男性内勤スタッフの振る舞いひとつが、お客さんやキャストの満足度を左右すると言っても過言ではありません。

 

面接の際は相手の人柄をしっかり見て、質の良い男性内勤スタッフを採用できるように努めましょう。

 

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